Vol3, 留学後は英語読書をしよう

皆さんこんにちは!

PIAのMusashiです^^

本日は、僕が実際に経験した、留学後の英語再学習の方法と流れに関して、お伝えしたいと思います。

この記事は、

・留学はしたけど日本で継続学習をしていない人。

・これから留学をしようとしている人。

に読んで頂きたい記事となっています。

【目次】

・留学後に1週間で77%の記憶を忘れてしまう。

・私が思う留学後の最適な学習方法。

・学習の注意点。

・学習の継続極意。

【留学後に77%の記憶を1週間で忘れてしまう】

さて、実際に留学で英語能力を高めたはいいものの、日本に帰ってきたら何をしたらいいのかわからない人は多いと思います。

親身になって英語を教えてくれた講師もいないし、学習進捗をサポートしてくれた日本人スタッフももういません。全て自分でやるしかないのです。

留学後に継続学習をしないとどういった事がおこるのかというと、折角覚えた言い回しや単語を簡単に忘れてしまうのです。

エビングハウスの忘却曲線によると、

人の脳は1度勉強したことを

1時間後には56%忘れ

1日後には74%忘れ

1週間後には77%忘れ

1か月後には79%を忘れるとされています。

参照:ウィキペディア

つまり、留学から帰ってきて1週間後には学んだ事の77%を忘れてしまっているのです。

フィリピンの留学は安いと言っても留学です。仮に8週間留学したとすると、現在のフィリピン留学では授業料と宿泊費だけで30万円。これに、渡航費・現地費用・ビザや諸手続き等を含めると、安くはない金額を使う事になります。30万円以上の金額をはたいて留学したけど、学んだ英語の77%を留学後1週間で忘れてしまうのです。人間という者は、難儀な生き物ですね。

【私が思う最適な英語学習方法】

留学中は学校側からテキストを買ってそれを先生と進めて行く形になります。学校で作られているテキストは大抵がマンツーマンレッスン用に作られています。テキストが途中で終わってしまっている方は、その続きを日本に在住の外国の友人やフリーカスタマイズが可能な英会話スクール、オンライン英会話サービス等で進めて行く事が出来ますが、正直あまりお勧めをする事は出来ません。なぜならば、英会話スクールやオンラインレッスンは、カスタマイズは可能でも自社で使っているなじみのあるテキストがあるからです。馴染みのないテキストはどんなに優秀な講師でも教える事が難しく、ページ進捗が遅いなどの問題が発生します。

では、どのような方法がオススメかというと。

ずばり、英語の本の多読。読書をする事です。

英語は日本語で学んだ方が良いという意見も多くあるかと思いますが、本項では洋書の多読がいい理由を記載させて頂きます。

・英語で文章が構成されているため、長文読解に役立つ。
英語の本を読めば、もちろん長文読解する必要がありますが、このスキルは仕事や海外での生活にも非常に役立ちます。契約書の理解・海外移住の際に必要な諸手続き・ビジネス上での長文(メール / サービス内容 / 勤怠条件等)、数え上げるときりがありません。長文の読解は、海外で生活する力をより高めてくれるスキルだと思います。

・まだ来日していない考え方やマインドを学ぶことが出来る。時代を先取りできる。
最先端の考え方やテクノロジー等は主にアメリカ等で開発されています。そのため、最新情報は英語で文面化されます。その次に、日本人が日本語に翻訳するわけですが、情報が溢れる今日では翻訳されず英文のみの文章が非常に多く、全てが日本語に翻訳されるわけではありません。来日していない考え方やマインドを学ぶ上で、英語の文章を読めば周りの方より一歩先をいった知見を得ることが出来るのです。

・記憶があいまいな単語の意味を前後の文脈で理解できる。
単語は単純に意味を理解すれば頭にインプットされるわけではありません。なんども同じ単語に接触する機会があって初めて長期記憶に移管する事が出来ます。では、なんども同じ単語に接触する機会をどのように捻出すればいいのか。それは、英語の本を読む事です。本は同じ著者が最後まで書き上げる作品ですので、その人の微妙な癖や言い回しも含んでいます。必然的に同じ単語を要所で使い分けており、同じ単語の接触機会が増えます。長文ですので、わからない単語があると前後の文脈から理解する事も出来ます。普段使わない単語を長期記憶にもっていくためには多くの作品に触れる必要があるのです。

・前置詞等の多様な意味がある単語の意味やニュアンスを体系的に理解できる。
In, On, Of, Us 等の前置詞は非常に多くの意味を有しており、その使われ方は非常に複雑です。前置詞のニュアンスを理解するためには上記の理由にも似ているのですが、接触機会を増やす事にあります。接触機会を増やすためには、、もうお分かりですね。

英語を学ぶ理由は”会話”だけでしょうか?私はそうは思いません。

折角英語を勉強したのであれば、もっと積極的に英語の本を読むべきです。

英語の本を読めば、英語力の向上だけではなく、知識のインプットも可能です。まさに一石二鳥の方法論だと考えています。

あなたが大学生であれば自分の研究領域の本。社会人であれば、その業界に精通する本、経営をなさっているならばビジネスマインド関連の本と、英語の本は今や日本で簡単に手に入ります。自分の好きな時間に、誰の目も気にせずする事が出来るし、オンライン英会話の予約や英会話スクールの予約なども不要です。ですが、注意するべき点もいくつかあります。

【洋書読書の注意点】

英語の本を読む事に慣れていない私たちは、一度読んでわからないとすぐに諦めて日本語に頼ってしまうでしょう。そこで、本項では洋書読書の注意点をお伝えしようと思います。

・自分のレベルに合っていない本は選ばない
難しい単語がいっぱい出てくるとそのたびに読書を止めて文全体の意味を理解しようとします。その止めなければいけない時を出来る限り減らす事がストレスなく読書をするうえで重要になります。ざっくりと目を通してみて、自分に合っていないと思う本は潔くやめて別の本を探すようにしましょう。

・かといって簡単すぎる本は選ばない
簡単な単語や言い回しを使っていると、記憶を刺激する事が出来ません。記憶を刺激するとは、誰かから聞いた単語なんだけどなんだか思い出せない単語や表現を思い出そうとする行為です。これは、あは効果を応用するやり方になります。

あは効果についてはこちら。

目を通してみて、なんとかギリギリ読めるかもしれないレベルの本を選ぶのです。これが、英語読書をするうえで非常に重要な事です。

・分厚い本は選ばない
日本語の分厚い本でさえ読了するのは難しいです。ハンディーで、手軽にいつでも読み進められる本を選びましょう。

・自分の興味のある本を選ぶ
自分が気になっている分野以外は読むモチベーションが続きません。理由付けが出来るような本を選ぶようにしましょう。

【学習の継続極意】

ここまでの記事で、学習には洋書が最適。しかし、注意点もある事を述べてきました。本項では、洋書の多読における継続方法論と、その極意をお伝えさせて頂きます。皆さんはまず、継続段階から習慣化する事を目的とします。

学習をするようになったら次は継続する事を心掛ける必要がありますが、継続に必要な要素は、自分が続けられる方法を見つける(或いは感じる)ことだけです。

継続学習の段階は、意識的な学習から無意識的な学習に移行させる期間でもあります。毎日電車に乗っている時は無意識的に本を読んでしまうようになると、それは既に習慣になりますが、今は辛抱して意識的に英語読書をするように心がけましょう。

・1日の中でいつやるのかを決める。
僕の場合は、電車の往復の時間が約2時間あります。片道1時間の時間の使い方の内訳は以下のようにしています。

1 : googleがオススメしてくれる記事にざっくり目を通す

2 : 日本の株の値動き等をチェックする

3 : 残った時間は読書。前日に来たFBやLineの連絡があれば、返信する。

上記のルーティンだと、往復の時間で大体1時間ぐらいの読書時間があります。

毎日英語の本を読むと、疲れてしまうので、日本語の本・英語の本と交互に読むようにしています。


・隙間時間を応用する
大学生であれば、講義の合間とお昼。社会人の方であれば昼食時や、外出中の待機時間等。この時間は僕の場合、喫茶店に入ったりして時間をつぶしますが、潰し方は読書です。日本語と英語の本を交互に読んだり、読み飽きてしまったら潔く別の本を探してみます。Kindle等のスマホ読書サービスを利用すると自分にオススメの本がたくさん出てきますので、それで検索をしています。(とはいえ、自分の趣味嗜好が偏らないようたまには本屋さんで本を探してみたりする必要はあります)

隙間時間は大体の場合Youtubeを見たり、ネットニュースを見たりしていると思いますが、この時間を読書に充てることが出来れば、多読する事は可能です。大切な事は、無意識にしてしまっている事に意識的に反発する事です。

・意識が無意識に変わる (継続が習慣に変わる)

継続と習慣の言葉の意味を以下に引用させて頂きます。

継続:前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。

無意識:自分のしていることに気づいていないこと。また、そのさま。

継続は、継続しようと思って実施してしまっている事です。一方無意識は、それ自体が当たり前の行動で、継続の一歩先を行っています。

読書を毎日の”当たり前に差し込む”事を最初は意識的に心掛け、それを継続し続けます。何カ月も実施していると、行為自体が当たり前となり、習慣化します。ここまで来れば、読書をしないとなんだか”痒い”、”1日を楽しんだ気がしない”と思えるようになるはずです。

勉強と考えてしまうから出来なくなってしまう。継続しなくてはと思ってしまうからしんどくなってしまう。だったら、その発想を変えて、日常の当たり前にしてしまいましょう。

【最後に】

この記事は、留学をしていた方々を主に記事を作りました。勿論、これから留学する方にも留学した後の自分の生活のイメージを持って頂くという意味では、メッセージ性があったと思います。

たかが留学、されど留学。留学をされた人は今一度あの時の”情熱”を思い出し、これから留学する人にはその”情熱”を持ち続けて頂きたいと思います。

皆様とどこかでお会いできるのを、楽しみにしています。

Musashi

バックナンバー
Vol 1 : 留学を決めた時の気持ちを思い出せ!あの頃の僕たち
Vol 2 : 僕が実施している学習