大学入学の前にギャップイヤーを選択するべき4つの理由

皆さんは、ギャップイヤーという考え方をご存知ですか?
ギャップイヤーは、日本ではまだあまり浸透していない考え方ですが、世界各国に目を向けるとこのギャップイヤーが増えています。

今回は、ギャップイヤーに関しての概要の説明と、大学入学前にギャップイヤーを経験するとどんなメリットがあるかを書きたいと思います。

ギャップイヤーとは?

非営利団体のギャップ・イヤー・アソシエーション(GYA) によると、ギャップイヤーとは、


一般的に高校卒業後、実用的・専門的・個人的認識を深めるため、キャリアや中等教育以降の教育を始める前に、半年から1年の経験を通して学ぶ事 

であると述べられている。

日本では、大学在学中に休学をして、留学にいったりワーキングホリデーに行ったりする学生が増えてきており、その休学期間をギャップイヤーと定義しているように見えますが、世界に目を向けると、ギャップイヤーの考え方が日本と少し違う事がわかります。

日本:大学在学中に休学(ギャップイヤー経験)
世界:大学入学前にホームステイやボランティア(ギャップイヤー経験)

日本では、大学在学中に休学して、ボランティアや留学、ワーキングホリデーを経験するのが一般的なのに対して、世界では大学に入学する前にギャップイヤーを経験させてしまおう!という考え方のようです。

日本での一般的なギャップイヤー

日本では、高校入学後は大学にそのまま進学するケースが一般的です。最近では、高校卒業後にすぐに就職して、同年代よりも早くキャリアを形成するという選択肢も散見されるようになりました。

日本では、大学内でのギャップイヤーを推進する動きが強く、文部科学省が推進役となって各大学でも休学するケースが増えてきています。休学する理由は、以下のようになっていました。出典:文部科学省

経済的理由が15.5%で2番目に高く、海外留学が、全体の15.0%で3番目に高い事がわかります。
そして、第一位の理由は何かというと、その他です。その他が圧倒的多数というデータもあまり見た事がないのですが、要するに本当に多くの理由で、大学生は休学するんですね。

世界のギャップイヤー

一方、世界でのギャップイヤーはこれと異なり、大学入学の前に多くの経験をして興味のある分野を見つけ、その後大学に進学するという流れが多いようです。GYAのデータでは、高校卒業後ギャップイヤーを経験した人の90%は1年以内に4年生教育機関に入学しているようです。

世界を見て、新しい価値観に触れたりホームステイをさせてみて親元を離れてみる。その選択肢によって高校卒業後にじっくりと世界を見る時間を得ることができて、自分が本当に学びたいことは何なのかを知った後に大学入学に向けて動き出せる。日本ではあまり考えられないですが、世界では大学入学前にギャップイヤーを経験するケースが多いです。

これには多くのメリットがあります。

メリット01 : グローバル視点が身に着く

ギャップイヤーでは、海外に行ってホームステイをしたり、留学をしたり、旅に出てみたり、自分のやりたいことを選択する事が出来ます。海外で1年間生活をしてみる事で、日本に居る時とは違う気づきや考え方を得ることが出来ます。語学もそうですし、文化や違う国籍の方とのコミュニケーションスキルが身に付きます。

今後、日本はよりグローバルになっていくと言われている中で、このメリットを享受できることは人生の中でも掛けがえのない経験だと思います。高等教育機関に預けるわけではないので、実質金額も安く済みます。

メリット02 : 自分が本当に追求したい学問を明確に出来る

ギャップイヤーの過ごし方は基本的に自分のやりたい事や挑戦してみたかった事に時間をかける事によって、本当に自分の興味関心が強いものなのか。今後もより専門性を追求したいのかを明確にする事が出来ます。

もしもギャップイヤーの経験でやってみたいことが変わっても、その分野で専門性を磨いていけばいいのです。自分のモチベーションが明確なため、勉学により一層励む事が出来ますよね。

メリット03 : 大学休学とは違って、追加のお金がかからない

大学の休学は、ただではありません。大学によっては数カ月に一回大学に在籍している事を確保するために、一定の金額を支払う必要があります。

一方、ギャップイヤーを大学前にしておけば無駄な休学手続きや費用が発生する事なく、自分の本当にやりたいことを明確にすることが出来るのです。

無駄になる費用を払うくらいだったら、入学するまえに海外のプログラム等の参加させた方がよっぽど効率が良いと思います。その結果、大学に入学しない道でも良いと思います。この多様化している社会において、自分で決めた選択肢こそが最強の選択肢だと思います。

メリット04 : 過ごし方は無限大

最後のメリットは、過ごし方が無限大という事です。ギャップイヤーの期間は、基本的に自由な選択肢をする事が出来ます。大学などに入学していると、専門分野がある程度決まっていたり、自分の気に入った分野が無かったりします。

ですが、ギャップイヤーの期間であれば、その過ごし方は無限です。例えば言語が好きだったら留学してみる。旅が好きだったらバックパッカーで世界を回ってみる。ホームステイをしてみる。ワーキングホリデーしてみる。それ以外にも考え方によっては、本当に多くの選択肢があります。

自由に、自分がやりたいことが選択できる期間だからこそ、自己中心的に行きましょう。(社会に出ると、自己中になれる場は、本当に減っていきます)

ギャップイヤーの経験者が増える

フィリピン留学の世界に携わり、5年が経過していますが、現地で留学生と接していると年々高校卒業直後に留学に来る方の数が増えているのを感じます。高校卒業のうちから海外に行く事は、多少のリスクをはらんでいますが、今後はそういった早期のうちからギャップイヤーを経験するケースが増えてくると考えています。

多様になってきている社会では、”自分で選択する”事が重要になってきます。周りがやるから右にならえの習慣が身についてしまうと、自分の選択に責任を持てなかったり、自分で選択したにも関わらずモチベーションが低く、学びの薄い人生を歩んでしまう事にもなりかねません。

自分の人生を後悔しないように過ごすために、周りに惑わされずに、最善の選択をしてほしいと思っています。

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