あなたは、フィリピンのほとんどが英語を話せるってご存知でしたか?
フィリピンはアジアで数少ない英語を公用語にしている国の一つで、非英語圏の国家の中でも高い英語力を認められている国の一つです。
でも、フィリピン人の英語力や訛りにたいして偏見を持っている日本人はまだ多いです。
そのためこちらのページでは、フィリピン人の英語の実力とその根拠、そして訛りについての情報をまとめたいと思います。
フィリピン人の英語の実力
世界的な教育機関であるEFが毎年行っている非英語圏の国の英語力指数ランキング(EF English Proficiency Index)の2018年の調査でフィリピンは14位に入賞しています。ちなみにアジアで20位以内に入賞しているのは、2位のシンガポールとフィリピンの2ヶ国のみです。
他は、ドイツ、オランダ、ノルウェーなどヨーロッパの国々でイギリスなどの英語圏の国々と地続きで英語に触れる環境が多い有利な立地条件を持っていることを考慮すると、島国であるフィリピンがこれだけの結果を残しているのは素晴らしいことではないでしょうか?
ちなみに同じ島国の日本の順位は、49位で東アジアの中でも最下位です。
なぜ英語力が高いのか?
もともとは1940年代にアメリカによって植民地化されたときからアメリカ式の教育法が導入され、英語が公用語として導入されました。
今でもフィリピン人は、小学校からほとんどの授業を英語で受けます。テレビ番組でも洋画やアメリカのドラマなどが字幕なしで流れており、英語に触れる機会もとても多いです。
そのため駄菓子屋のおじいさんばあさんでも流暢に英語を話せます。大学生などになるとさらに流暢です。
当スクールの母体であるPINESに採用される講師は、大学卒の優秀な子たちばかりですから講師のポテンシャルは非常に高いです。
そこに20年以上かけて培ってきた当校の育成プログラムを組み合わせるので非常に優秀な講師陣が育ちます。
フィリピン人の発音と訛り
フィリピン人の発音の訛りについて偏見を持っている日本人の方は多いです。確かに、フィリピンはネイティブの国ではありませんから独特な訛りがあることは認めます。
ただ、多くの方が思っているほど訛りはひどくありません。
下記の動画を見て頂ければそれが分かるでしょう。
ね?すごくきれいな英語を話すでしょ?
上記の動画はPINESの講師の動画ですが、しっかりとしたトレーニングを積んだ講師であればこれほど綺麗な英語を話します。
実際にフィリピンの先生がどのような発音をしているのか知りたい方は、一度弊社の体験レッスンを実施してみて下さいね^^ 弊社は、IELTSに特化したオンライン学習サービスを提供しています。英語の学習をしている皆さんは是非一度受講して、英語能力の現在地を把握してみましょう!!
フィリピン人の英語力の訛りのなさを表すエピソードとしてもう一つ上げるなら、アメリカのコールセンターの委託件数の増加です。
2000代前半までアメリカのコールセンター業務の委託先はインドが中心でした、しかしインドは英語の訛りがとても強いため、顧客が理解できないという問題が発生してしまいました。そこで、英語がきれいなフィリピンにコースセンターの委託を移す企業が続出したのです。
2014年には、マニラがインドのムンバイを抜いて2位になりました。
まとめ
いかがでしたか?
フィリピン人の英語力の実力がお分かりいただけたと思います。
フィリピン人自身も英語を学問として学んでいるので、生活の中で言語と共に生きてきたネイティブと違いロジックで英語を教えることが出来るという利点もあります。
ネイティブとフィリピン人講師を比べる人は多いですが、どちらも素晴らしい先生たちです。特にフィリピン人であれば日本人にとっては同じアジア人という気楽さもあります。
初級者の方にはうってつけの練習相手ですのでぜひトライしてみて下さいね。