今回のレッスンでは、比較級について学んでいきます。

比較級とは?
比較級は、1つの対象を2つ以上のものと比較する際に用います。比較級は、「形容詞・副詞の比較級+than+S(+V以下の省略)」という文の形で作ることが出来ます。
- Mike is taller than I.(マイクは、僕より背が高い。)
- James runs faster than John.(ジェームスは、ジョンより速く走ります。)
- I think love is much more important than money.(愛はお金より重要だと思う。)
一つ目の例文は形容詞を使って比較したパターン、二つ目の例文は副詞、三つ目の例文はmoreという比較級に使われる語彙を形容詞において使用するパターンです。
また、比較級のまえにmuchをつけることで「とても/ひときわ」といった強調の表現をすることも可能です。
最上級とは?
最上級は、「~の中でも一番…」という比較の表現をしたいときに使います。「the+形容詞・副詞の最上級+in・of…」という文の形をとります。
- Tom is tallest man in this class.(トムは、クラスの中で一番背が高い
- Nick runs fastest of five.(ニックは、5人の中で一番足が速いです。
- Amy is the most intelligent woman in this school.(アミ―はこの学校のなかで一番頭がいいです。)
一つ目の例文は、形容詞を使って最上級の比較をしたパターン、二つ目の例文は副詞、三つ目の例文はmostという比較級に使われる語彙を形容詞において使用するパターンです。
Inとofの使い分けに関しては、不特定多数のグループを比較する際はinを特定の複数のヒト・モノと比較する際はofを使います。
また、「Jason is the second tallest man is this class.(ジェーソンはこのクラスの中で2番目に背が高い。)」のように、最上級の形容詞(副詞)またはmoreのまえにsecond(2番目)、third(3番目)を付けることによって「2番目に…」という文章を作ることもできます。
比較級・最上級のつくり方
比較級の作り方
比較級を作る際、形容詞(副詞)の末尾に-erを付けるか、形容詞(副詞)の前にmoreを付ける方法があります。
比較級の作り方
最上級の場合は、形容詞(副詞)の末尾に-esrtを付けるか、形容詞(副詞)の前にmostを付ける方法があります。
不規則に変化するもの
末尾にくるアルファベットによって変化の仕方が変わるものがあります。
例えば、niceのように末尾がeで終わる語彙の場合、nicerと末尾のeとerを重ねて変換します。
easyのように末尾がyで終わる場合は、easierと末尾のyをiに変換し、Hotのように末尾が子音のみで終わっている単語はtをもう一つ加えてhotterという形に返還にします。
また、「bad-worse-worst」などのように全く違う形に変るものもあります。

同格
同格は、比較する対象の状態などが同じであることを表すときに使えます。「as+形容詞(副詞)の言及 +as~」という文の形で作ることが出来ます。
- Linda is as tall as Jimmy.(リンダとジミーは同じぐらいの身長だ。)
- Amanda runs as fast as Penny.(アマンダとペニーは同じぐらいの足の速さだ。)
- Jimmy eats two times as many as his older brother.( ジミーは兄の二倍の量を食べる。)

まとめ
いかがでしたか?
比較級の使い方がお分かりいただけたと思います。
比較級は、慣れるまでは難しいですが、英会話でもたくさん使うテクニックですから使えますのでしっかり覚えましょう。