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【英語初心者必見】カウンセリング1000回実施して思うたった二つの留学準備

仕事大好き むさし

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この記事は、これから留学に行こうとしている人に対して読んで欲しい記事になっています。留学前でバタバタしていると思いますが、最後まで目を通してもらえれば皆さんの留学はより良いものになると思います。

自己紹介

留学当時のルームメイト。2人とも韓国の方で英語凄いうまかったです

フィリピン留学2カ月経験

2013年9月~11月の2カ月間フィリピン留学を経験しました。当時の僕の英語の能力は、自己紹介がギリギリ出来る程度。外国の友達との会話はうまく出来なかったし、深いトピックで話す事は全く出来なかったです。

なんで留学したかというと、

・これから英語を使いこなす事は絶対必要になると思ったから
・初めて海外でホームステイした時に、全く話せなくて単純に悔しかったから

という単純な理由でした。ただ、話せるようになりたい!それだけがモチベーションだった気がします。

コミュ力発揮してなんとか留学したけど。英語は伸び悩んだ

昔から、バカが付くほど明るい性格だったので、持ち前の明るさでなんとか友達を作る事は出来ました。ですが、会話の広がりが無かったりシンプルなトークしかできずに留学は終わりました。。

学校の卒業式で、卒業生スピーチをやったんですが、結果は散々。スクリプトを準備して何度も練習したにも関わらず、自分の伝えたかった事を伝える事は出来ずに留学を修了する事になりました。

学校での勤務経験を得るチャンスを獲得

自分の英語力はまだまだ低すぎる事に気づき、このままでは帰るに帰れない。英語はまだまだ成長していないという思いが強かった矢先に、現地で授業を提供する代わりに無料で働ける人材を探している学校に巡り合うことが出来ました。このチャンスをつかみ、見事に現地での勤務が始まりました。

カウンセリングのベ1,000件までの歩み

TOEIC400点+α程度の英語力でこの学校での勤務はやっぱりしんどかったです。毎週行われる会議では全く話をする事が出来ないし、何のトピックに関して会議しているのかもわかりませんでした。学校での勤務が始まってから、毎週のように英語の学習に励みました。単語力や発音を鍛えるために、土日は単語暗記だったり、本を読んでみたり、外国の友達と出かける機会を作って、なんとか日々の生活の中に英語学習を盛り込んでいきました。

継続は、本当に大事な要素だと実感できるのは、この時期の苦労があったからです。結果的に僕は、会議での発言も出来るようになったり、フィリピンの先生から日本人とのコミュニケーションをどうするべきかの相談に対応できるくらいに成長出来ました。仕事の幅が広がり、自分の世界が広がったと実感できた瞬間です。

この他にも、日本人の比率は割と多めの学校だったので、毎月来る日本人の学生さんに対して、入学後の生活に関するカウンセリングを実施したり、留学中に文法学習を教えていたりしました。

カウンセリングの経験値は気付くと1,000件を超えて、本当に多くの留学生の相談に乗っていたんだなと今振り返ると思います。

1,000人のカウンセリングで思う事

Hermann TraubによるPixabayからの画像

延べ1,000件もカウンセリングをやっていると、留学に来る人がどういった目的で来るのかとか、なんでそもそも留学を選択したのか色々な話を聞く事が出来ましたが、僕が感じた事を3つ程上げさせてもらいます。皆さんは既に留学が決まっているタイミングだと思いますので、敢えて悪い点を上げます。

なんとなく留学に来たという人

周りが留学に行っているから。なんとなく楽しそうだから。留学で人生を変えたいと思ったから。

こういったフワフワとした理由で留学に来る方は案外いらっしゃいました。情報が溢れかえっている今日なので、留学に関する情報には簡単にアクセスできるようになりましたが、行きやすくなった事に比例して目的意識が無くても簡単に留学できるようになりました。

留学良い!という情報を見る

行き方を調べてみると案外簡単に行ける事がわかる

お金を工面してサクッと留学に行く

この構図が成り立ち、最も大事な要素がごっそり抜け落ちて留学に行く方が非常に多かったのです。

今では、ワーキングホリデーが日本でも知名度を上げ、留学した後にワーキングホリデーに行くという方が増えてきました。ですが、これも上記の構図と同じです。

ワーホリ良い!という情報を見る

行き方を調べてみると案外簡単に行ける事がわかる

お金を工面してサクッとワーホリに行く

情報量が増えた事によってワーホリを利用する方は増えましたが、

一方で、
ワーキングホリデーに行く目的は何なのか?

これに十分な回答を準備する事なく、ワーホリに行く方も増えていると感じます。勿論、留学もワーホリも悪いものではありません。素敵な経験が出来ると思いますし、皆さんの人生でとても大切な時期を過ごせると思います。ですが、その目的意識の欠落はいずれ自分のベクトルを見失う要因になってしまいますし、どこかで必ず「これで良かったのかな?」と思う時が来ます。そうならないために、目的意識を持つことが重要なのです。

留学中に文法学習や単語帳を見ている

留学の最大のメリットは、インプットする以上にアウトプットする機会が多いため、会話の期間を捻出できる事にあります。

フィリピン留学では、マンツーマンのレッスンが主流ですが、基本的に会話をメインにしたカリキュラムが組まれています。ですが、会話をする上で最低限必要な文法要素が抜け落ちているとレッスンが前に進まないので仕方なく文法を1から教えている先生もいましたが、これははっきり言って非常に時間がかかります。

英語の文法を英語で教わるという事なので、英語学習者に取ってはただでさえ初心者なのに文法を英語で説明されたら頭がこんがらがります。

仕方なく授業中でも文法書に目を通してなんとか文法を学んでいますが、肝心な会話力はこれでは向上していきません。時間効率が悪いですよね。

留学前にして欲しいたった一つの事

ijmakiによるPixabayからの画像

留学前にしてほしいたった二つの事は以下の二つです。

目的意識を作る
留学する理由を少なくとも5人くらいにプレゼンしてみる
中学英文法を復習して、単語を覚える
書店で本を漁って、一番いいなと思う本を選んで買う。そして読む。文法書は中学英語をカバーしているものでOK。単語帳は自分にフィットしたものを選びましょう。

これだけです。1番は、特に大事。でも2番も大事な要素です。

文法を伸ばすべき裏付け

前の記事でも文法は留学中にやるべきではないとお伝えしましたが、実際本当に留学前には文法を伸ばすべきなのか、留学中の学生約150人に対してアンケートを実施しました。すると、以下のようなデータが出ました。

事前学習は必要だと思いますか?という質問の回答
どのスキルを伸ばすべきですか?という質問の回答

留学前に事前学習をやった方が良いと回答する方は全体の90%程に上り、更にどの学習をするべきかという質問に対しては、60%以上が文法と語彙力を向上させる学習をするべきと回答してくれました。

留学を実際にした先輩達がこう言っている+現地のカウンセリングを経験した僕達も思うので、やっぱり事前学習は大事なものだなと感じますよね。

留学を成功させよう

自分自身やっぱりいえる事は、留学は良いものだという事です。今までネガティブな事も書きましたが留学は皆さんの人生を変える転機になると確信しています。だからこそ、安易な選択肢で留学に行くのではなく、しっかりとした目的意識を持って臨んで欲しいと思うんです。

全ての留学する方々が留学してよかった!と心の底から思えれば僕は嬉しいなと思います。

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