IELTSのTask1 とTask2の違いって何? Writingテストを徹底分析

前回、IELTSに関しての概要を説明した記事を書かせていただきました。

IELTS試験の概要をまとめて、その上で自分で学習する事が出来るのか? という視点で記事をまとめさせて頂きました。

今回は、IELTSの中のWritingに絞ってまとめた記事を書かせていただきました。

writingはtask1 とtask2に分かれる

前にも別の記事で説明したかと思いますが、IELTSのwritingはtask1とtask2の二つに分かれています。

Task1とTask2で問われる質問の形式が違っていたり、問われる要素が違っているので、まずは、task1とtask2の違いを知ることが大事です。

Task1の詳細

IELTSのtask1は、説明文と指示文が最初に示され、その下にグラフや図表が掲載されています。

この説明文と指示文、それぞれの役割は以下のようになっています。
説明文:データの説明
指示文:エッセイの書き方の指示

このようになっています。

例文をネット上から無料で閲覧する事が出来ます。

https://www.ielts.org/ サンプルPDFデータ引用
https://www.ielts.org/ サンプルPDFデータ引用

上の写真が、説明文と指示文。そして、下のグラフが説明文が補足しているグラフです。これを見て、エッセイを書き進める事が求められます。

図表にも様々な形がある

上記のグラフ以外にも様々な形のグラフが登場するのがIELTS Writing Task1の特徴です。

1 : 折れ線グラフ (Line Graphs)

時間的な変化や数量を表すときに使われるのが折れ線グラフ。特異な点(上昇・下降)を理解して、それを説明する事が求められます。

2 : 円グラフ (Pie Charts)

構成比(割合)の比較をする時に用いられる形。それぞれのカテゴリーが占める割合を比較する事が求められます。

3 : 棒グラフ (Bar Charts)

数値の高さ、あるいは低さを比較する時に用いられるのが棒グラフです。高低の比較に焦点を当てながら説明する事が求められます。

4 : 表 (Table)

Number of people in the house electricity used : kilowatt-hours (kWh)per year
1 5,000 – 6,500
2 6,000 – 8,000
3 7,500 – 10,000
6 or more 12,000 – 16,000

表グラフは、情報をまとめたり数値の時間的な変化や構成を比較するときに用いられるグラフです。行や列の数値から変化や比較を書く事が求められます。

5 : 図解や地図 (Diagrams or maps)

https://www.ielts.org/ サンプルPDFデータ引用

図を使って工程や地図の変化について出題されるのがこの5つ目の形です。図に書かれている情報は全て説明する必要が出てきます。流れだけではなく、形や位置情報などについての説明を加える事で加点されていきます。

task1エッセイの書き方

では、実際にどのような問題が出てどのような回答をするべきなのでしょうか。

https://www.ielts.org/ サンプルライティングPDF参照

上記は、Task1の冒頭の説明の際に見て頂いた棒グラフに対してのエッセイです。

エッセイの書き方には、注意する流れがあります。

イントロダクション:トピック紹介やグラフの要約
ボディー:詳細情報や重要なポイントを絞った説明。
コンクルージョン:結論 エッセイのまとめ

イントロダクション

全体の要約やグラフの客観的な説明を書くパート。全体的な傾向を短くまとめたものがここにあたります。具体的な数字よりも 上がった / 下がった等の抽象的な表現を用いて、採点者にグラフや図表のイメージを伝える事が大事になります。

ボディー

グラフや図表の情報を重要だと思うポイントに絞って説明していきます。グラフや図表の数や種類によって書き方は多様に変わっていきます。2つのグラフが明示されている時は、2つのパラグラフを用いるなどして、柔軟な文章を書く事が求められます。

コンクルージョン (状況によっては必ず必須となるわけではない)

必ず書かなければいけない。というわけではなさそうです。ですが、最後にまとめる事でより明確なエッセイになるのであれば書く事をお勧めします。

Task2の詳細

task2では、社会的・一般的なトピックが与えられて、その下に指示文が続きます。

トピック:どんなことに関してエッセイを書くのか
指示文:書き手の意見とその理由

このようになっていきます。

タスク2の例文も無料で閲覧できるのですが、このようになります。

https://www.ielts.org/ task2サンプルPDF

四角の中の最初の文章がトピック(何について書くか)。そして、その下の文章が、指示文にあたります。

ちなみにこの問題は、お金の少ない家庭に育った子供達は裕福に育った子供達よりも大人になった時に困らないように準備するべきか? というトピックに対して、同意か同意じゃないかを意見を交えて書く事が求められています。

このtask2も問題のパターンがあります。

1 : ある主張に賛成か反対かを述べる

トピック:お金の少ない家庭に育った子供達は裕福に育った子供達よりも大人になった時に困らないように準備するべきである。
指示文:どの程度あなたは、賛成・または反対か。理由と共にエッセイを作成してください。
このパターンは、賛成・反対の程度を記しつつも、その根拠や理由を示す必要があります。

2 : 社会の課題や問題の原因とその影響について述べる

トピック:お買い物は、贅沢な活動として非常に人気になりつつあります。しかし、これはポジティブな見解とネガティブな見解で人々の意見が分かれます。
なぜ、お買い物が人気になったのでしょうか?
指示文:この人気の高まりは個人や社会にどのような影響を与えるでしょうか。

このパターンは、原因と影響の両方を含める必要があります。

3 : メリットとデメリットを比較する

物事のメリット(advantage)とデメリット(Disadvantage)の両方を含める必要があります。自分の意見を書くというよりかは、物事のメリットとデメリットを正確に明記する事が求められます。

4 : 対立する2つの意見について自分の意見を述べる

対立している2つの意見をまず論ずる必要があります。両方の見解を示した上で、自身の意見を述べていく流れでエッセイを書いていきます。

Task2 エッセイの書き方

実際にtask2のエッセイの回答例を見てみましょう。

https://www.ielts.org/ タスク2 のサンプル回答

エッセイは、イギリスの交通渋滞の問題に関しての、解決策や自分の意見を述べるためのエッセイです。この方のライティングスコアは、5.0だったようです。

task2のエッセイライティングもtask1と同じ構成で行っていきます。

表現の幅を広げてスコアを上げよう

task1とtask2は、似ている用で問われる事や引用する内容が異なります。そのため、何よりも長い文章を書く事に慣れる必要がありますし、書けるようにならなければなりません。

長い文章の作成に欠かせないのは、関係代名詞の活用です。

関係代名詞は、who / when / where / how等の5W1Hの事です。

この用法を覚えておくだけで、今までよりも長い文章を書く事が出来るようになります。

下の記事では、その一部を公開しています。

また、グラフや物事を比較する上で欠かせないのが、比較級を活用する事です。

most / more 等の表現がこの比較にあたるのですが、例えば、

Tokyo, Japan capital, is more crowded than Jakarta.
日本の首都である東京は、ジャカルタ(インドネシア)よりも過密である。

このような表現で文章を作る事が出来ます。

比較に関しての記事は以下にもありますので、良ければ見てみて下さい。

IELTSのライティングは場数!

IELTSのライティングは、場数を踏む事によってどんどん良くなっていきます。実際にフィリピン留学でIELTSの勉強をしていた留学生の方も毎回の模試の際に少しずつ点数が伸びていきました。

この場数を踏める場所があれば、皆さんのWritingスキルも伸びていくはずです。

フィリピン留学の事が気になるという方は、以下のyoutubeチャンネルもご覧ください。

また、学習の骨休めに、英語で笑いたいという方は、以下の動画もお勧めしています^^