【英語の基礎】仮定法を1記事で徹底解説!
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こんにちは、IELTS TRAINER PROです!
今日のレッスンは、仮定法について学びましょう。
仮定法は、「もし~だったら…なのに」というように、現実には起きてないことを仮定して話をするときに使えます。
仮定法現在
仮定法現在は、自分が今現在「こうあるべき!」と思っていることを表す方法です。
【例文】
She suggested that we share the cost of this dinner.(彼女はディナー代を割り勘にしようと提案した。)
仮定法現在の注意点は、「動詞の原形」を使います。この点で、命令形の使い方とよく似ており、相手に対して、提案や命令をするときに使うのが「仮定法現在」と言えます。
そのため、I suggest~(してはどうかと言う)や、I demand~(~しろと要求する)など、相手に対して「要求をする」単語がthat節の前に来ることがほとんどです。
仮定法現在の基本の形は、「S+V+that+S+V」で、that 節後の動詞は原形であることがポイントです。ちなみに、時制は一致していなくても大丈夫です。
仮定法過去
仮定法過去では、「If+S+Vp, S+助動詞の過去+V」という形になり「もし~だったら、…だったろう」という意味を作ることが出来ます。
【例文】
If I were you, I would be sad.(私があなたの立場でも、きっとを悲しんだでしょう。)
上記の例文のように、If節に過去形を使い、そのあとにwould,should,chould,mightなどの助動詞の過去形を用いることで完成します。
仮定法過去完了
仮定法過去完了では、「If+S+had+Vpp, S+助動詞の過去+Vpp」という形になり「もし過去に~だったら、…していただろう」という意味を作ることが出来ます。
【例文】
If you had studied seriously, you could have been a top student.(あなたが真剣に勉強していればトップの学生になれたでしょうに。)
上記の例文のようにIf節に過去完了形を使い、そのあとに続く守拙ではwould,should,chould,mightなどの助動詞と過去完了形を使います。
仮定法未来
仮定法は未来のことに対しても使用することが可能です。その場合作り方は二つあります。
「If+S+should +V, S+would(will) +V」という形になり「もし万が一~だったら、…だ」という意味を作ることが出来ます。もしその物事が起こる可能性が高かったらwillを使います。
【例文】
If you should not finish this job, you would not get salary.(万が一、この仕事が終わらなければ給与はなしだ。)
その他の仮定法
慣用表現としてよく使う仮定法の表現も紹介しておきます。
I wish + 仮定法
「I+wish+S+Vp」という文で「SがVだったらいいなあ」という実現可能性の低い願望を述べるときや、例文②のように「I+wish+S+had+Vpp」を使って「(過去に」~していればよかったなあ」という表現を作ることもできます。
例文:I wish I were a bird.(もしも私が鳥だったらなあ。)
As if + 仮定法
「as if +S+Vp」で「まるでSがVするかのように」という意味の文が作れ、「as if + S +had+Vpp」で「まるでSがVしたかのように」という意味の文が作れます。
例文:He speaks as if he know everything.(彼は、まるで自分がすべてを知っているかのように話す。)
例文:He explained to me as if he had seen everything.(彼は、まるですべてを全てを見ていたかのように僕に説明した。)
まとめ
「仮定法」は、英文法の中でも理解しにくい分野です。
完全には理解しきれないまま、放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。
仮定法も使い慣れて、しっかり実践してみましょう!
IELTS TRAINER PROでは、英語学習は一人で行うのは難しい方に、担任制のマンツーマンレッスンを提供しております。
仮定法のアウトプットにも、他の文法のインプットにも、もし英語学習に悩んでいる時は、一度体験レッスンを受けてみて下さいね^^