発音と綴りが似ている「all ready」「already」
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こんにちは、IELTS TRAINER PROスタッフ、ワーママのキャリーです。
皆様、いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!日々忙しい中、英語学習に取り組まれている皆様の熱意に心から感謝申し上げます。
季節の挨拶と日常の様子
寒さが一段と厳しくなってきましたね。朝晩の冷え込みが特に厳しい季節となりました。皆様、風邪などひかれていないでしょうか?この時期は体調を崩しやすいので、十分にご自愛ください。免疫力を高めるためにも、栄養バランスの取れた食事と質の良い睡眠をしっかり摂ることが大切です。ビタミンCやタンパク質を意識的に摂取し、元気に冬を乗り越えていきましょう!
私事ですが、毎日子供の習い事の送迎で忙しい日々を送っています。特に夜間は、ママチャリを全力で漕いで次の目的地へ急ぐ姿はまさに「アクロバット・ワーママ」の称号がふさわしいかもしれません(笑)。子育てと仕事、そして自分自身の時間を見つけることに日々奮闘していますが、皆様も同じように様々な役割をこなしながら英語学習に取り組まれていることと思います。その情熱と努力に心から敬意を表します!
紛らわしい英単語を徹底解説!「all ready」と「already」
さて、今回のブログでは、綴りも発音も非常に似ていながら、意味と用法が全く異なる表現「all ready」と「already」について詳しく解説していきます。この二つは非常に紛らわしく、英語学習者が間違えやすいポイントの一つです。IELTS試験でも、こういった微妙な違いを理解しているかどうかが問われることがありますので、しっかりと習得していきましょう♪
「all ready」と「already」の基本的な違い
all ready
- 意味:準備万端(すべての準備ができている状態)
- 品詞:形容詞句(形容詞として文中で機能します)
- 構成:「all(すべて)」と「ready(準備ができた)」の2語から成る表現
- 使用場面:何かを始める前の準備状態を表します
already
- 意味:すでに(ある行動や状態がすでに完了・発生している)
- 品詞:副詞(動詞を修飾します)
- 構成:単一の語
- 使用場面:予想より早く何かが行われたことを示す場合などに使います
「all ready」の使い方
「all ready」は「完全に準備ができている」という意味で、主に文中で主語の状態を表します。
例文:
- The team is all ready for the big competition tomorrow.(チームは明日の大会に向けて準備万端です)
- Are you all ready for your IELTS test next week?(来週のIELTS試験の準備はすべて整いましたか?)
- The documents are all ready to be submitted.(書類はすべて提出する準備ができています)
- I’ll be all ready to leave in five minutes.(あと5分で出発の準備が整います)
- She made sure everything was all ready before the guests arrived.(彼女はゲストが到着する前にすべての準備が整っていることを確認しました)
「already」の使い方
「already」は「すでに~している/した」という意味で、予想より早く行われた行動や、ある時点で完了している状態を表します。
例文:
- I have already sent the email to the client.(すでにクライアントにメールを送信しました)
- He was surprised that she had already finished reading the book.(彼女がすでにその本を読み終えていたことに彼は驚きました)
- It’s only 9 am, but I’m already tired.(まだ午前9時なのに、もう疲れています)
- Have you already started studying for the IELTS?(もうIELTS試験の勉強を始めましたか?)
- The movie had already begun when we arrived at the cinema.(映画館に着いたときには、映画はすでに始まっていました)
文中での位置
「already」は文中での位置も重要です。
-
現在完了形では、助動詞「have/has」と過去分詞の間に置かれることが多いです:
I have already done my homework.(私はすでに宿題を終えています) -
単純過去形では、通常、文末または動詞の後に置かれます:
She left already.(彼女はすでに出発しました)
Did you eat lunch already?(もう昼食を食べましたか?) -
疑問文では、文末に置かれることもあります:
Have you finished your report already?(もうレポートを終えましたか?)
練習問題で理解を深めよう
それでは、実際に練習問題に挑戦して、理解度を確認してみましょう。
問題:空欄に入る単語は「all ready」「already」のどちらでしょうか?
- I have ( ) finished my homework.
- We are ( ) to start the meeting.
- It’s only morning, but she has ( ) completed half of her tasks.
- The children are ( ) for bed with their pajamas on.
- Have you ( ) seen this movie before?
解答と解説:
-
I have already finished my homework.(私はすでに宿題を終えています)
解説:完了した行動を表すため、「already」が適切です。 -
We are all ready to start the meeting.(私たちは会議を始める準備ができています)
解説:準備状態を表すため、「all ready」が適切です。 -
It’s only morning, but she has already completed half of her tasks.(まだ朝なのに、彼女はすでに仕事の半分を終えています)
解説:予想より早く行われた行動を示すため、「already」が適切です。 -
The children are all ready for bed with their pajamas on.(子どもたちはパジャマを着て、寝る準備ができています)
解説:就寝の準備状態を表すため、「all ready」が適切です。 -
Have you already seen this movie before?(あなたはすでにこの映画を見たことがありますか?)
解説:過去の経験について尋ねているため、「already」が適切です。
IELTS試験での応用
このような微妙な言葉の違いを理解することは、特にIELTSのWritingやSpeakingセクションで高得点を狙うために非常に重要です。
Writingでの活用例:
- Task 1のレポート作成時:「The data already shows a significant increase…」(そのデータはすでに大幅な増加を示しています…)
- Task 2のエッセイ執筆時:「All countries should be all ready to address climate change issues.」(すべての国は気候変動問題に取り組む準備ができているべきです)
Speakingでの活用例:
- Part 1の質問応答:「I have already visited five countries in Europe.」(私はすでにヨーロッパの5カ国を訪れました)
- Part 2のスピーチ:「I was all ready for my presentation when suddenly the power went out.」(プレゼンテーションの準備は万端だったのに、突然停電になりました)
Readingの問題対策:
- 文章中のこれらの表現の意味を正確に理解することで、True/False/Not Given問題や多肢選択問題での正確な答えの選択に役立ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「all ready」と「already」は、発音も綴りも似ていますが、意味と用法が全く異なります。「all ready」は準備状態を表す形容詞句、「already」は完了や予想外の早さを表す副詞です。これらを正確に使い分けることで、より自然で正確な英語表現が可能になります。
日々の英語学習の中で、こういった紛らわしい表現に注目して練習を重ねることで、IELTS試験でも高得点を狙えるようになるでしょう。次回のブログでも、IELTS対策に役立つ情報をお届けしますので、引き続きご愛読いただければ幸いです!
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