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「like」「unlike」「alike」ー混同しやすい英単語の完全ガイド

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こんにちは、IELTS TRAINER PROスタッフ、ワーママのキャリーです。いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!皆様の継続的な英語学習への意欲に心から感謝申し上げます。

日常の小さな発見 — 子育てがもたらす新たな出会い

最近の生活の中で素敵な出来事がありましたので、少しお話させていただきます。私の新しい友人は、子供が幼稚園で仲良くなった友達のお母さんなんです。子供たちが「一緒に遊ぼう!」と言い出したことがきっかけで、私たち親同士も自然と交流が始まりました。初めはお互いに少し緊張していましたが、子育ての悩みや日常の苦労話を共有するうちに、とても親しい関係になりました。

子供って本当に不思議なもので、私たち大人の人脈も自然と広げてくれるんですよね。「ママ友」という言葉がありますが、まさにその通りの経験をしています。もし子供がいなかったら、おそらく出会うことのなかった方々と知り合い、新たな視点や考え方に触れる機会を得られたことは、私自身の成長にも大きく貢献してくれています。

子育ては本当に大変なことが多く、時には精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまうこともあります。睡眠不足や自分の時間が持てないことへのストレス、予期せぬ体調不良への対応など、カウントしきれないほどの困難がありますが、一方で子供が運んできてくれる幸せな出来事や新たな出会いにも恵まれています。

この新しいお友達との出会いを通じて、子育ての大変さの中にも見つけられる喜びや、子供がもたらしてくれる予想外の贈り物に目を向けながら、日々頑張っていこうと改めて思いました。皆様も日常の小さな幸せを見つけながら、充実した日々をお過ごしいただければと思います^^

「like」「unlike」「alike」— 見分け方と正しい使い方

さて、本日のブログテーマは「like」「unlike」「alike」についてです。これらの単語は英語の中でも特によく使われる表現ですが、微妙な使い分けが難しく、多くの英語学習者が混同しやすいポイントです。とりわけIELTS試験では、こういった細かい文法知識や語法の正確さが問われますので、しっかりと理解しておきましょう!

文法的な性質の違い

まず、これらの単語の文法的な性質について明確にしておきましょう。

  • 「like」「unlike」 — 前置詞または形容詞として使われます。前置詞として使う場合は、直後に名詞または代名詞がきます。
  • 「alike」 — 形容詞のみで使われ、特に叙述用法(be動詞などの後に置かれる補語)としての使用が一般的です。限定用法(名詞の前に置く用法)では使えません。

「like」と「unlike」の正しい使い方

「like」は「〜のような、〜に似ている」という意味で使われ、「unlike」はその反対で「〜と異なる、〜と違って」という意味で使われます。どちらも前置詞または形容詞として機能するため、直後には名詞が来ます。

前置詞としての使用例:

  1. Like Tom, Mary works hard every day.
    (トムのように、メリーも毎日懸命に働いている)
  2. Unlike Tom, Mary does not work hard.
    (トムと違って、メリーは一生懸命働かない)
  3. She looks like her mother.
    (彼女は母親に似ている)
  4. His writing style is unlike any other author I’ve read.
    (彼の文体は私が読んだどの作家とも異なっている)
  5. The weather today is like yesterday.
    (今日の天気は昨日と同じようだ)
  6. His approach to the problem was unlike what we expected.
    (彼の問題への取り組み方は私たちが予想したものとは違っていた)

「look like」の特別な用法:

「look like + 名詞/代名詞」は「〜のように見える、〜に似ている」という意味で非常によく使われる表現です。この場合、「like」は前置詞として機能しています。

正しい表現:

  • Tom looks like Mary.(トムはメリーに似ている)
  • She looks like a model.(彼女はモデルのように見える)

誤った表現:

  • Tom looks as Mary.(×)

ただし、「as」を使った以下の表現は文法的に正しいです。

  • Tom looks as Mary does.(トムはメリーと同じように見える[同じ表情をしている、など])

この場合、「as」は接続詞として機能し、後ろに節(主語+動詞)が続いています。

「alike」の正しい使い方

「alike」は「似ている、同様の」という意味の形容詞ですが、使用法に重要な制限があります。「alike」は主に「叙述用法」、つまり be 動詞などの後に置かれる補語としての役割でのみ使用できます。名詞の前に置く「限定用法」では使えないのが特徴です。

叙述用法の形容詞の例:

  • asleep(眠っている)
  • awake(起きている)
  • aware(気づいている)
  • alone(一人の)
  • alike(似ている)
  • ashamed(恥ずかしい)
  • alive(生きている)

これらの形容詞は通常、be動詞などの後に置かれ、名詞の前には置きません。

「alike」の正しい使用例:

  1. Tom and Mary are alike in character.(トムとメリーは性格が似ている)
    → 正しい使い方(be動詞の後に補語として使用)
  2. These two paintings look alike.(これらの2枚の絵は似ている)
    → 正しい使い方(look動詞の後に補語として使用)
  3. All children are alike in some ways.(すべての子供たちはある面では似ている)
    → 正しい使い方(be動詞の後に補語として使用)

「alike」の誤った使用例:

  1. Tom is alike Mary in character.(×)
    → 誤った使い方(「alike」は前置詞ではないので、直後に名詞は置けない)
    正しくは:Tom is like Mary in character.(トムはメリーと性格が似ている)
  2. They are alike brothers.(×)
    → 誤った使い方(「alike」は前置詞ではないので、直後に名詞は置けない)
    正しくは:They are like brothers.(彼らは兄弟のようだ)

「similar」と「alike」の違い

「alike」と意味が近い形容詞に「similar」がありますが、「similar」は限定用法(名詞の前に置く用法)でも使えるという点が大きく異なります。

「similar」の使用例:

  1. 叙述用法:Their opinions are similar.(彼らの意見は似ている)
  2. 限定用法:They have similar interests.(彼らは似た興味を持っている)
  3. 限定用法:Tom showed two similar photographs.(トムは2枚の似た写真を見せた)

「alike」と「similar」の比較:

  • They look alike.(彼らは似ている)→ 叙述用法で正しい
  • They look similar.(彼らは似ている)→ 叙述用法で正しい
  • They are similar people.(彼らは似た人々だ)→ 限定用法で正しい
  • They are alike people.(×)→ 限定用法では誤り

実践問題で理解を深めよう

では、これまでの説明を踏まえて、実際に問題を解いてみましょう。

問題:以下の文はどちらが文法的に正しいでしょうか?
訳:トムは2枚の同じような写真を見せた。
A: Tom showed two similar photographs.
B: Tom showed two alike photographs.

解答と解説:正解は「A」です。

「alike」は限定用法(名詞の前に置く用法)では使えない形容詞です。したがって、「two alike photographs」という表現は文法的に不適切です。一方、「similar」は限定用法でも使えるため、「two similar photographs」は正しい表現となります。

IELTS試験対策のための追加ポイント

IELTSのWritingやSpeakingセクションでは、このような微妙な文法的違いを理解し、正確に使い分けることが高得点につながります。以下に、試験対策のための追加のポイントをご紹介します。

比較表現における「like」と「as」の使い分け

「like」(前置詞)の用法:

  • He swims like a fish.(彼は魚のように泳ぐ)
    → 名詞「fish」の前に使用

「as」(接続詞)の用法:

  • He swims as his coach taught him.(彼はコーチが教えたように泳ぐ)
    → 節「his coach taught him」の前に使用

IELTS Writing Task 2での効果的な使用

比較・対比を示す表現は、特にアカデミック・ライティングにおいて重要です。以下のような表現を使いこなせると、文章の説得力と流暢さが増します。

  1. Like many developing countries, Indonesia faces significant environmental challenges.
    (多くの発展途上国と同様に、インドネシアは重大な環境問題に直面している)
  2. Unlike traditional methods, modern educational approaches emphasize critical thinking.
    (伝統的な方法とは異なり、現代の教育アプローチは批判的思考を重視する)
  3. The attitudes of younger and older generations are not alike in this regard.
    (この点に関して、若い世代と年配の世代の態度は似ていない)
  4. Environmental problems and economic issues are alike in that they both require global cooperation.
    (環境問題と経済問題は、どちらもグローバルな協力を必要とするという点で似ている)

IELTS Speakingでの使用例

スピーキングテストでこれらの表現を適切に使うことで、より自然で洗練された英語を話していることをアピールできます。

  1. “My hometown is like a small village, where everyone knows each other.”
    (私の故郷は小さな村のようなもので、誰もがお互いを知っている)
  2. “Unlike my brother, I prefer to spend my free time reading books rather than playing sports.”
    (兄とは違って、私はスポーツをするよりも読書で自由時間を過ごすことを好む)
  3. “My parents’ and my views on education are very much alike.”
    (教育に関する私の両親と私の見解はとても似ている)

応用練習問題

さらに理解を深めるために、以下の応用問題に挑戦してみましょう。空欄に入る最も適切な単語(like, unlike, alike, similar)を選んでください。

  1. The twins look so ________ that I can’t tell them apart.
  2. ________ many students, he enjoys taking exams.
  3. The climate in this region is ________ to that of my hometown.
  4. My sister and I think ________ on most political issues.
  5. This painting is ________ any other I’ve seen before.
  6. They have ________ interests in music and art.
  7. ________ her mother, she prefers savory food to sweet desserts.
  8. The two proposals are ________ in many aspects.

解答:

  1. alike
  2. Unlike
  3. similar
  4. alike
  5. unlike
  6. similar
  7. Like
  8. alike / similar

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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!今回ご紹介した「like」「unlike」「alike」の正しい使い方について、理解を深めていただけましたでしょうか?このような微妙な文法ポイントを正確に理解し、適切に使いこなせるようになることは、IELTS試験での高得点獲得に大きく貢献します。

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