効果的に英語の主語を見極める:単数か複数か
- 目次
- 開く
-
閉じる
こんにちは、IELTS TRAINER PROのスタッフを務めております、ワーキングマザーのキャリーです。いつも当ブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます。皆様の英語学習の旅に少しでもお役に立てることを願っております。
最近の家族の思い出:ディズニーランド訪問
先日、家族全員でディズニーランドへ行ってまいりました!懐かしい思い出が蘇りました。私が高校生だった頃、もう何十年も前の話になりますが、入場チケットや電車などの交通費、園内での食事代など全てを含めて1万円という限られた予算内でやりくりすることを目標に友人たちと出かけていたものです。
時代の変化を実感したのは、現在では入場チケット代だけで1万円を軽く超えてしまうという事実です。物価の上昇を目の当たりにして、「時代は本当に変わったな…」と感慨深く思いました。また、以前はあったファストパスシステムが廃止されていることを知り、非常に残念に感じました(;_;)。長い列に並ぶことになるので、効率よくアトラクションを回れなくなってしまいますね。
今回のブログテーマ:単数・複数の見極め方
さて、今回のブログでは英語学習者にとって常に課題となる「主語が単数か複数か」という問題に焦点を当て、問題形式で確認していきたいと思います!これはIELTSのWritingやSpeakingにおいても非常に重要なポイントで、主語と動詞の一致(subject-verb agreement)は採点基準の一つとなっています。
主語の見極め方:単数扱いか複数扱いか
英語では主語が単数か複数かによって、それに続く動詞の形が変わります。特に三人称単数現在形では動詞に「s」や「es」が付くなど、基本的なルールですが実際に書いたり話したりする際に混乱しがちな部分です。では具体的な例を通して確認していきましょう。
例題1: 不可算名詞の扱い
①There ( was / were ) only a little water in the bottle.
正解:There was only a little water in the bottle.
訳:ボトルには水が少ししか入っていなかった。
主語分析:a little water → 「水」は不可算名詞であり、「少量の水」という意味で全体として単数扱いになります。したがって単数形の動詞「was」を使用します。
不可算名詞(water, coffee, information, adviceなど)は常に単数扱いとなることを覚えておきましょう。「a little」という表現は不可算名詞と共に使われ、「少量の~」という意味になります。
例題2: 学問分野の名称
②Mathematics ( is / are ) an important branch of learning.
正解:Mathematics is an important branch of learning.
訳:数学は学問の重要な一分野である。
主語分析:Mathematics → 「数学」という学問分野の名称で、複数形の形をしていますが、一つの学問を指すため単数扱いになります。したがって単数形の動詞「is」を使用します。
このような学問分野の名称(mathematics, physics, economics, politicsなど)は「s」で終わっていても、一つの学問や分野として考えるため単数扱いになることが多いです。ただし、context(文脈)によっては複数扱いになる場合もありますので注意が必要です。
例題3: the + 形容詞の表現
③The rich ( is / are ) not always happy.
正解:The rich are not always happy.
訳:お金持ちな人々がいつも幸せとは限らない。
主語分析:the rich → 「the + 形容詞」の形で「~な人々」という集合的な意味を表します。複数の人々を指すため、複数扱いとなります。したがって複数形の動詞「are」を使用します。
この「the + 形容詞」のパターンは、特定のグループや階層を表す際によく使われます(the poor「貧しい人々」、the elderly「高齢者たち」、the unemployed「失業者たち」など)。これらは常に複数扱いになることを覚えておきましょう。
その他の注意すべき主語の例
上記の例題以外にも、単数・複数の判断が難しい主語のパターンをいくつか紹介します。
集合名詞(Collective Nouns)
family, team, government, companyなどの集合名詞は、文脈によって単数扱いにも複数扱いにもなります。
- My family is very supportive.(一つの単位として捉える場合→単数)
- My family are all football fans.(個々のメンバーに焦点を当てる場合→複数)
不定代名詞(Indefinite Pronouns)
everyone, anybody, someoneなどの不定代名詞は常に単数扱いになります。
- Everyone has finished the test.
- Nobody knows the answer.
数量表現
a number of + 複数名詞は複数扱い、the number of + 複数名詞は単数扱いになります。
- A number of students were absent today.
- The number of students is increasing every year.
IELTS対策に役立つポイント
IELTSのライティングやスピーキングでは、このような文法的な正確さが評価の対象となります。特にタスク2のエッセイでは、複雑な文を構築する際に主語と動詞の一致に注意する必要があります。練習として、自分の書いたエッセイを見直す際に、すべての文の主語が単数か複数かを確認し、それに合わせた動詞を使用しているか確認する習慣をつけましょう。
IELTS TRAINER PROで実力をつけよう!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!主語が単数か複数かについて、少しでも理解が深まりましたでしょうか?このような文法の基礎をしっかりと固めることが、IELTSで高得点を取るための第一歩となります。
このブログが皆様のIELTS学習の一助となり、目標スコア達成への道のりをサポートできましたら幸いです。日々の学習を継続することで、着実に英語力は向上していきます。
IELTS TRAINER PROのご紹介
最後に、私たちのサービス「IELTS TRAINER PRO」についてご紹介いたします!
IELTS TRAINER PROは、以下の特徴を持つIELTS専門のオンライン英語学習プログラムです。
- 経験豊富なフィリピン人講師とのオンラインマンツーマンレッスン
- 平日の日本時間午前9時から午後23時までフレキシブルに受講可能
- 月に1回、本番さながらのIELTS模擬試験を受験できる特典付き
- 忙しい方でも続けやすい、週3回から/1日50分からの受講プラン
- 効果的な学習のため、毎レッスンの最初の5分間で単語テストを実施
- 4技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)をバランスよく強化
IELTS対策に特化したカリキュラムで、効率的にスコアアップを目指しませんか?まずは無料体験レッスンにお申し込みいただき、あなたの英語力や目標に合わせた学習プランをご提案いたします。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。一緒にIELTS目標スコア達成を目指しましょう!