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IELTS本試験当日の流れと持ち物|当日の注意点も解説

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この記事を読んでくださっている多くの方は、「IELTSを初めて受験する方」や「久しぶりにIELTSを受験する方」なのではないかと思います。

また、実際にIELTSの受験予定ではあるが、当日の流れがよくわからない方も多いのではないかと思います。

IELTS本試験当日の流れを理解できていないと焦ってしまい、思うように実力を発揮できず悔しい思いをする方も出てきてしまうのではないかと思います。

そうならないために本記事ではIELTS本試験当日の流れと持ち物を紹介します。
本記事を読んでIELTS本試験当日に本領発揮できるように頑張りましょう!

1.IELTSの試験時間

IELTSには2つのモジュール(アカデミック、ジェネラル・トレーニング)があります。
ですが、どちらのモジュールであっても試験時間が異なることはありません。

ただし、IELTSには2つの受験形式があります。

  • IELTS コンピューター形式
  • IELTS ペーパー形式

この2つの受験形式で試験時間が若干異なります。

IELTSコンピューター形式
試験順 技能 試験時間
1 Listening 30分
2 Reading 60分
3 Writing 60分
IELTSペーパー形式
試験順 技能 試験時間
1 Writing 60分
2 Reading 60分
3 Listening 40分
(解答用紙に転記する10分を含む)

IELTS Writingおよび、Readingは時間が同じなのですがListeningは異なり、ペーパー版はコンピューター版に比べて10分長く試験時間が設けられています。

IELTS ペーパー版では、解答用紙に回答を転記する時間が10分設けられているため、コンピューター版よりも長くなっています。

2.IELTSの当日の流れ

ここからはIELTS本試験当日の流れを紹介いたします。
IELTS本試験の流れを理解して、当日焦ることなく試験を終えられるようにしましょう。

IELTS本試験当日の流れは以下のようになっています。

IELTS試験当日の流れ
  1. 受付で荷物を預ける
  2. IDチェック(パスポート)・Finger Scanの登録・写真撮影
  3. 試験会場へ移動(Listening, Reading, Writing試験を受験)
  4. Speakingテスト

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.受付で荷物を預ける

IELTS本試験では、試験中荷物を持ち込むことができません。
ですので、会場についたら用意されているロッカーに「パスポート」「ラベルをはがした無色透明なボトルに入った水」以外すべての持ち物をしまいます。
上着も持ち込めないので、一緒にロッカーにしまうようにしましょう。

「筆記用具」は、IELTSコンピューター版であっても、ペーパー版であっても試験会場で用意されている場合が多いです。
ただし、筆記用具が必要な場合もあります。受験を申し込んだ際に送られてくる受験確認書に筆記用具が必要かどうか記載されているので、確認して当日の持ち物を準備しましょう。

「スマートフォン」や「携帯電話」はロッカーに入れなければなりませんが、その際電源を切るのを忘れないようにしましょう。

2.IDチェック(パスポート)・Finger Scanの登録・写真撮影

ロッカーに荷物を預けた後、本人確認および成績書に掲載する顔写真の撮影をします。

IELTS試験のIDはパスポートの番号になりますので、試験申込時に使用した有効期限内のパスポートの原本を持参する必要があります。
仮にIELTS本試験当日にパスポートを忘れてしまった場合は、受験ができませんので必ず忘れないようにしましょう。

パスポートの確認を終えたのち、本人確認のためのFinger Scan(指紋)の登録を行います。
その後、成績証明書(Test Report Form)に掲載用の顔写真を撮影し、試験会場へ入ります。

試験会場に入った後、席に着くと受験者の情報が記載されておりますので、間違いがないか確認しましょう。

*補足情報*

IDP Educationで提供しているIELTS試験では、

  • ブランケットの貸出
  • 耳栓の貸出

を行っていますので、是非有効活用してみてください。

3.試験会場へ移動(Listening, Reading, Writing試験を受験)

IELTS試験会場に入り、時間になりましたら試験が開始されます。
ペーパー形式のIELTS試験では、問題用紙・解答用紙が配られ、試験後に回収されます。
コンピューター形式のIELTS試験では、受験者の各席に設置されたコンピューター画面上で、事前説明動画を確認した後、試験が始まります。

IDP Educationが運営するIELTS試験会場では、Listeningテストの際、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを使用することができます。

このヘッドフォンはListening試験中のみならず、Reading、Writingの試験の時にもつけていて問題ありません。

周りの受験者のタイピング音などが気になってしまう方は、ヘッドフォンをつけたまま受験することをおすすめします。

*補足情報*

トイレ休憩に関して、IELTSのルールにより3技能(Listening, Reading, Writing)の間にトイレ休憩がありません。
しかしながら、以下の時間を除いて席を離れることが可能になっています。

  • Listeningのテスト中
  • 各テストの間
  • 各テスト終了の10分前(ペーパー形式)、各テスト終了5分前(コンピューター形式

4.Speakingテストを受験

最後にSpeakingテストを受験します。
※まれにSpeaking以外の3技能を受験する前にSpeaking試験を受験するケースがあります。

IELTS Speakingテストは、約15分程度で試験会場内にある個室で、対面またはビデオコール・スピーキング(Zoom)で行います。

ペーパー形式、コンピューター形式であっても同じ試験内容・質問形式・採点基準・時間配分・セキュリティチェックで行われます。

IELTS Speakingのテスト前にも、本人確認を行うためパスポートの準備が必要になります。
そして、Speakingテストを実際に受けるために個室に入る際も試験官がパスポートを確認するため、パスポートを持って試験を受ける部屋に入る必要があります。

IELTS Speakingテストは、ペーパー形式の場合、基本的には時間を指定することができません。
ですが、コンピューター形式のIELTS Speakingテストは試験会場によっては受験者自身で時間指定ができるため、ご自身の都合に合わせて選ぶと良いでしょう。

3.IELTS本試験当日の持ち物

次にIELTS本試験当日の持ち物を紹介します。
まず初めにどのIELTS運営機関であっても共通して必要な持ち物を紹介します。

IELTSの試験当日の持ち物
  • IELTS受験申込時に使用したパスポート(有効期限が切れていないもの)
  • 無色透明なペットボトルに入った水(ラベルをはがす必要があり)
  • 黒鉛筆(シャープペンシル不可)
  • カバーを外した消しゴム

IELTS受験申込時に使用したパスポートは”必ず”忘れないでください。
IELTSの試験会場まで行って、パスポートを忘れて受験できなかったなんてことがないようにしましょう。

無色透明なペットボトルに入った水は、必ず必要というわけではありません。
ただし、IELTS Listening, Reading, Writingの試験を約2時間半程続けて受験することになります。
のどが乾く人もいると思いますので、念のため持っていくことをおすすめします。

また、IELTS Listening, Reading, Writingの試験中はトイレ休憩がないため、試験の前半でお水を飲みすぎないように注意してくださいね(笑)

黒鉛筆および、カバーを外した消しゴムについては、多くのIELTS試験会場で貸し出しをしているため必ず持っていく必要があるものではありません。
ただし必要な場合もありますので、必ず受験確認書をチェックしましょう。

別の記事でも紹介したようにIELTSには、4つの運営団体があります。
IELTSの運営団体ごとに持ち物がことなりますので、以下の表を参考にしてください。

運営団体別の必ず必要な持ち物
IDP Education パスポート
British Council パスポート
英検協会 パスポート、パスポートのカラーコピー、筆記用具
JSAF パスポート

英検協会だけパスポートのカラーコピーや筆記用具が必要になります。
これらの持ち物を忘れないようにIELTS試験会場へ向かいましょう。

4.IELTS本試験当日の注意点

最後にIELTS本試験当日及び当日までの注意点を説明します。

  1. IELTS試験当日に有効なパスポートを忘れない
  2. 服装は自由だが、英字がプリントされていないか確認
  3. IELTSの試験時間に遅れない
  4. IELTS試験の前にトイレを必ず済ませる

この4点を注意していれば問題ないと思います。

IELTSの試験は、試験当日に有効なパスポートがないと受験することができません。
何度もこの記事で話しているように、当日パスポートを忘れた場合は受験することができず、試験代金も戻ってきません。

また、試験当日の服装は自由ですがIELTSは英語の試験ということもあり、英字のプリントがされた服はなるべく着ないようにしましょう。
カンニングを疑われてしまう恐れがあり、もしカンニングしたと判断された場合すべてが無駄になってしまいますので、気を付けてください。

IELTS試験に遅刻は厳禁です。
また、早くIELTS会場に到着しすぎてもダメです。
IELTS試験の詳細が書かれた資料に「当日〇時~〇時までに到着してください」と記載がありますのでしっかりと確認しておきましょう。

また、IELTS Speakingの試験は、IELTS Listening, Reading, Writing終了後、一旦会場の外に出て再度会場に戻る必要があります。
基本的には、IELTS Listening, Reading, Writingと同じ日にSpeaking試験も受験しますので、Speakingテストの開始時間の30分前には会場近くに到着し、15分前には受付に到着するようにしましょう。

※集合時間については、IELTS試験の申込時にメールで届く案内に記載されていますのでそちらを確認するようにしましょう。

5.まとめ

IELTSを初めて受験する際、緊張してしまい忘れ物をしてしまうことがあるかもしれません。
また、IELTS試験に慣れていたとしても試験特有の雰囲気に飲み込まれてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そうならないために、しっかりとIELTS試験の前日までに準備をし、試験当日の流れを把握し、IELTS本試験で自分の実力をしっかりと発揮しましょう!

IELTS TRAINER PROでは、アカデミックモジュールのみならずジェネラルトレーニングモジュールの対策も提供しています。

また、IELTSをまだ受験したことがない方、何度もIELTS受験経験がありすでにハイスコアを獲得されている方も対策が可能です。

少しでもIELTS学習をしてみたいと思っている方、自分自身の英語レベルを上げたいと思っている方、将来海外に行ってみたいと思っている方、是非無料カウンセリングにお越しください。

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