世界で戦うために覚えておいて欲しい英語プレゼンフレーズ集
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世界で戦う日本の企業が増えています。
海外進出に関わる情報を配信している海外ビジネス支援プラットフォームであるDIGINA~出島~のある記事によると、2017年10月時点で日本企業の海外拠点数は、75,531拠点に上り、前年の2016年と比較すると、3,711拠点の増加となっているそうです。
この数字は、過去最多の拠点数で、日本企業の海外進出が年を追うごとに加速している事がうかがえます。
参考記事 : 75,000超!日本企業の海外進出拠点の「国別割合・進出形態・目的」を徹底分析
それに合わせて、日本からも優秀な人材を外国拠点に派遣ないしは出向させる動きも加速しています。
外務省が出している資料の中に、海外在留邦人数調査統計データの中の一部を参照させていただきます。
最も多いのが、米国。それに次いで、中国・オーストラリア・タイ・カナダ・英国(イギリス)・ブラジルと続き、日系の企業で務めているとしても、海外への転勤や海外赴任のチャンスがより一層高まって行く事が考えられます。
この記事では、海外での勤務時に急に英語でプレゼンテーションをする事になった時に困らないようなフレーズ集をご紹介していきます。
そもそもプレゼンテーションとは何なのか?
プレゼンテーションには、大きく分けて三つのパートがあります。
導入(Introduction)
本論 (Body)
結論 (Conclusion)
この三つで形成されることが多いです。
この記事では、それぞれのパートで使えるフレーズ集をご紹介しようと思います。
導入(Introduction)で使えるフレーズ
まず、プレゼンテーションの始めである導入の部分で使えるフレーズ集を紹介します。
Good Morning Everyone (皆さん、ようこそお越し下さいました!(おはようございます)
日本人でも聞いたことがあると思いますが、汎用性の高いフォーマルな挨拶です。シンプルだからこそ、どんなシーンや状況でも利用できます。
Thank you for your presence today. (今日はお集り頂き、ありがとうございます)
こちらも、フォーマルな場面で使える万能型のフレーズです。
I would like to appreciate you for giving me this chance to speak here today. (今日はこのような機会を頂き、大変感謝しております。)
冒頭から感謝を伝えることが出来ると、聞き手も悪い気はしないですよね。少し長いですが、このような表現が出来ると、聴衆を引き込む事が出来ます。
I am responsible for 〇〇(部署・会社・学校名など) (私は、(部署・会社・学校名など)に在籍しています。
自分がいったい誰なのか。どこの部署で働いているものなのかを伝えるときに使えるフレーズです。ビジネスシーンで使えるとかっこいいですし、権威性を伝えるときにも役立ちます。
Today, I’m here to talk about 〇〇 (今日は〇〇に関してお話させて頂きます)
若干カジュアルではありますが、フォーマルシーンでも問題なく使えるフレーズです。相手の意識を取るためにもプレゼンテーションに織り込んでいくとよいでしょう。
My presentation is devided into (数字) parts (私のプレゼンテーションは、(数字) のパートに分かれています
聞き手にプレゼンテーションの全容を伝えるために役立つフレーズです。聴き手を迷子にさせないためにも、要所要所で this is second part(これは、2つ目のパートです) 等を織り交ぜていくと良いかもしれません。
My presentation will last for about (時間) (私のプレゼンテーションは約~分となります)
こちらも導入に混ぜ込むと良いです。プレゼンテーションの所要時間を伝える事で、聞き手にもどれだけの心構えをしておくべきかを伝えることが出来ますね。
本論(Body) で使えるフレーズ集
次に、プレゼンテーションの本論で使えるフレーズ集をご紹介します。
Now, I want to start with this question, (質問) (では、まずこの質問について考えて頂きたいと思います)
本論は、密度の濃い部分であり、プレゼンテーションの骨格の部分になります。本論で一方的なプレゼンテーションをしてしまうと、時間的ストレスなどで聴衆の意識が別に行く事もしばしば。。なので、要所で質問を投げかけてみたり、初めから質問で初めて、一方的なプレゼンにしないようにすることが大切です。
In additionやFurthermore (そして更に、また加えて)
本題について、何か追加で話を加えたい時や補足要素を話したいときに使えるフレーズです。フォーマルよりのフレーズになりますが、カジュアルな場では若干使い勝手が悪い可能性があります。
Let’s move on to the next topic (それでは次のトピックに移りましょう)
本論の中で話題をがらっと変える時に使えるフレーズです。本論の中でもトピックが移り変わる事はあり得ると思いますので、覚えておくと次のトピックに進むときにスムーズに移れます。
Let’s take an exampleやFor instance (それでは例を用いてみましょう)
本論中で自分が伝えたい事をサポートする要素として例を用いるときに使えるフレーズです。自分の主張だけでは響かない時などはこういったフレーズを知っておくと便利です。
Let me rephrase this (言い換えると、別の言い方をすれば)
主張をオブラートに包んだり、強調して伝えたい時に使えるフレーズです。聴衆が首をかしげていたりしたときは、rephraseして、別の言い方にすると伝わるかもしれませんね。
結論 (Conclusion)で使えるフレーズ集
最後に、プレゼンテーションの最後の結論部分で使えるフレーズ集をご紹介します。
Therefore (したがって、つまり)
つまり~というフレーズです。結論パートは本論で伝えた事に基づく結論になりますので、本論を振り返りつつの結論を展開する事が大事ですね。覚えておくと、聴衆にもプレゼンテーション終盤である事を伝えることが出来ます。
Thus (ですから~、このように~)
Thereforeにも似たフレーズです。結論パートで利用されることが多いので、覚えておきましょう。
As I mentioned earlier, (先ほども言いましたが、先程も言及しましたが、)
本論パートで行った事をもう一度繰り返して言いたい時に使えるフレーズです。振り返りをして聴衆に本論を思い出してほしい時に使ってみましょう。
In conclusion, (つまり、結論を言うと、結論としては)
フォーマルに結論を論じ上げるときに使えるフレーズです。
Thank you all for listening today (今日はご清聴頂き、ありがとうございました)
プレゼンテーション締めの挨拶。カジュアル寄りではありますが、シンプルに感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
I was a pleasure being here today (今日はこの場に居られた事をとても光栄に思います)
こちらも締めの挨拶。上記のカジュアルに対してこちらはフォーマルな言い方です。丁寧でもありますので、状況に応じて上のフレーズとこちらのフレーズを使い分けてみましょう。
Youtubeで発音もチェック
この記事では、英語プレゼンテーションで使えるフレーズ集をお伝えしました。外国人へのプレゼンテーションや討議の機会は今後増えていきますので、1フレーズでも覚えておくと、便利です。
上記のフレーズの発音が気になる方は以下のYoutubeで発音チェックも出来ますので、良ければ参考にしてみて下さい。