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【英語上達法】ネイティブっぽく聞こえる「チャンク」とは?

IELTS対策について

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こんにちは、IELTS TRAINER PROです。

「発音が全然上達しない ….. 」 って、多くの生徒さんがそんな悩みを持っています。

今回はネイティブも使っている、とても大事なテクニック「チャンク」についてブログを書きます。

「…チャンクって何?」

と思ってる人も多いかもしれませんね。

それを解説するための記事ですので、わからなくても安心してください。

これを読み終わったころには「チャンク」が何なのかわかります。

ちなみに、動画でもKC先生が解説していますので、よかったらご覧ください。

(トピックの性質上、動画で見た方が実際の発音などわかりやすい箇所があります)

チャンクとは?そのメリット!

まず、「チャンクとは?」です。

チャンクは複数の単語のセットで、1つの「かたまり」として使用されるものです。

具体例を出した方がわかりやすいですね。

例:Would you want to improve your English?

これを「チャンク」(かたまり)で分けると、このようになります。

↓ ↓ ↓

“Would you want to improve” // “your English”

発音する際には、“Would you want to improve” と “your English”に間を空けます。

では、どうしてこのようにチャンクを使う必要があるのでしょうか?

チャンクを使うメリットは以下の通りです。

1.発音が改善される

2.流暢に話すことができる

1の「発音改善」ですが、チャンクで区切ることにより、言葉を適切に繋げ、ブレンディングなども使えて発音をよりネイティブに近づけることができます

上記の例文を使うと、

“Would you want to improve” → “wouldyouwanttoimprove”

のように「1つのかたまり」として発音されます。

これにより、ネイティブのような自然な発音に聞こえるようになります。

2の「流暢さ」は、チャンクという「かたまり」で話すことにより、不要な言葉詰まりをなくして、流暢に話すことができます

「単語1つずつ」の単位で話をしていたら、言葉も単語ごとに途切れてしまいます

「”Would”のあとは”you”で、その後は”want”で…」と考えていたら、流暢に話すことはできません

1つのかたまりとして覚えることで、“Would you want to improve”を流暢に話すことができます

「チャンクとは?」がわかったところで、「基本ルール」を2つ見ていきましょう。

基本ルール①:文法等に応じて適切に使用する

先ほどの例をもう1度見てみましょう。

・“Would you want to improve” // “your English”

どうしてこのような分け方をしているかというと、

・Would you want to + (動詞)

の文法パターンが使われているからなんですね。

(英語で「パターン」は常に大事)

このように、文法パターンコロケーション動詞句などのフレーズに沿って使用します。

「単語」ではなく、「フレーズ」を使用すると、「パターン」を把握することができます

それによって、思考時間を短縮することができ、「流暢さ」を向上させることができます。

「How are you?」は無意識に言えるぐらい既に「パターン化」されていますよね。

このように、色んな表現を「フレーズ」で覚えるようにしましょう。

では、ここで基本ルール①をしっかり理解できたか確認してみましょう。

以下の2つの例文をどのように区切るか考えてみましょう。

・There are many reasons why you need to improve your pronunciation.

・A good pronunciation helps in clearly expressing our opinion and attitude.

両方とも3つに区切ることができます。

(こういう時にしっかり自分でまずは考えることが大事)

答えはこちらです。

↓  ↓  ↓

・”There are many reasons why” // “you need to improve” // “your pronunciation”.

・”A good pronunciation” // “helps in clearly expressing” // “our opinion and attitude”.

この記事の冒頭に紹介している動画では先生の発音も確認することができるので、そちらも確認してみてくださいね。

基本ルール②:チャンクの中のある単語を強調する

2つ目に大事なポイントが、「チャンクの中の1つか2つの単語を強調する」ということです。

これも例文から見た方がわかりやすいです。

・“Would you want to improve” // “your English”

の中で重要な部分を強調します。

この文では「improve」「English」が大事なワードになります。

したがって、

・“Would you want to IMPROVE” // “your ENGLISH

という風に強調しながら、この文を発音します。

(「強調」がキーワード)

先ほども使用した別の例を使うと、以下のようになります。

・”There are MANY reasons WHY” // “you NEED to improve” // “your PRONUNCIATION”.

・”A GOOD pronunciation” // “helps in CLEARLY EXPRESSING” // “our OPINION and ATTITUDE”.

基本ルール①では、フレーズなどによって適切に区切ることの重要性を述べました。

その区切ったチャンクをただ棒読みするのではなく、大事な部分を「強調する」というのがスピーキングを向上させるうえでとても大切になります。

まとめ

今回はネイティブっぽく聞こえるようになる「チャンク」についてシェアしました。

【おさらい】

・チャンクとは?
複数の単語のセットで、1つの「かたまり」として使用されるもの

・基本ルール①:文法等に応じて適切に使用する
文法パターンやコロケーション、動詞句などのフレーズに沿って使用

・基本ルール②:チャンクの中のある単語を強調する
チャンクの中の重要な部分の1つか2つの単語を強調する

日本語でもプレゼンや人に何かを教える際に、適切に間を空けたり、ワードを強調したりしますよね。

英語も同じです。

「チャンクとは?」という説明では頭が混乱するようなところもあるかもしれませんが、シンプルに「相手にわかりやすく伝える為には?」を常に考えることが大事です。

そうすれば、「ここは1つのフレーズだから区切ろう」とか「このワードを強調しよう」と考えることができます。

この「チャンク」とは日常的にも使用されますし、「IELTS」のSpeakingテストにおいてもスコアをアップさせるためにとても大事な要素になります。

自分1人だけでは練習が難しいと思う人はネイティブの友達と練習する、またはこの「アイトレ」のようにオンラインクラスなどを利用するといいかもしれません。

ではでは、今回習得した「チャンク」を意識して英語の学習をしていきましょう!

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