「Session 46: Rosé | Therapuss with Jake Shane」から学ぶ英語表現
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こんにちは!IELTS TRAINER PROで正社員として働いている、まりのです。
いつもブログを見てくださって、ありがとうございます!
今回は、BLACKPINKのメンバーの1人であるROSEがTherapuss with Jake Shaneに出演した際の動画を紹介します!
1.今回紹介する動画は・・・?
今回紹介させていただく動画は、「Session 46: Rosé | Therapuss with Jake Shane」です!
このインタビューでは、司会者のジェイク・シェーンが自身のツアーやアルバムを紹介したあと、ゲストのロゼが登場し、音楽活動やメンタルヘルスについて話しています。
ロゼは、ブルーノ・マーズとのコラボや新曲「Number One Girl」、12月発売予定のデビューアルバム『Rosie』について触れ、作詞作曲を始めてからの挑戦や、制作の現場を「安心して自分をさらけ出せる場所(safe space)」と感じていることを明かしました。
彼女は、SNSのコメントに落ち込んだ経験をきっかけに楽曲を作ることもあり、否定的な感情さえも正直に歌に込めることで、リスナーにとって普遍的な意味を持つ曲になったと語っています。
また、子どもの頃から抱えていた不安(anxiety)が近年強まったことや、ストレス解消のために「squishy break(ストレスボールを使った休憩)」を取り入れていること、過労で心がすり減っていたが休暇を取ることで大きな変化があったこともお話しています。
最後にロゼは、最近は「境界線を引く(set boundaries)」ことを学び、心の健康を大切にしながら音楽活動を続けていると語り、インタビュー全体を通して「音楽制作」と「メンタルケア」の両立がテーマとなっていました。
2.インタビューで使われたリアル英語表現
ここからは実際に動画内で使われたリアルな英語表現を紹介していきます!
1) on the hook
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意味 / 品詞:イディオム(形容表現的に使う)
1.(責任・支払いなどを)負わせられている、免れない → be on the hook (for〜)
2. (口語)「夢中にさせる / 引き込む」の意味で be hooked に近い使い方をされることがある。 -
ニュアンス:文脈で意味が変わる。ビジネスでは①の意味で使うことが多い。会話では②の意味で誤って/洒落て使われることもある。
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例文:
・If the product fails, the company will be on the hook for refunds.
→ 製品が不良だと会社が払い戻しの責任を負うことになる。
・After the trailer, I was totally hooked.
→ 予告編のあと完全に夢中になった。 -
注意:「got you on the hook」と聞こえたら、多くの場合は「got you hooked(夢中にさせた)」の意味で捉えるのが自然。
2) slaying (from to slay)
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意味 / 品詞:動詞(スラング)/形容的に使われることもある。
「すごくうまくやっている」「魅力的で圧倒している」「かっこよすぎる」などポジティブな称賛。 -
ニュアンス:カジュアルで称賛的。ファッション・パフォーマンス・仕事ぶりなど幅広く使える。
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例文:
・She’s slaying her performance tonight.
→ 今夜のパフォーマンス、圧倒的だった。
・You’re slaying that look!
→ その格好、めっちゃ似合ってるよ! -
注意:元の意味(「倒す」)とは異なり称賛の意味で使う現代スラング。
3) dream come true
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意味 / 品詞:名詞句(イディオム)。「夢が叶うこと」
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ニュアンス:非常に嬉しい、長年の望みが実現した時に使う。感情が強い表現。
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例文:
・Meeting my favorite artist was a dream come true.
→ 憧れのアーティストに会えて夢が叶った。 -
注意:フォーマル/カジュアルどちらでも使えるが、感情がこもった表現なので硬いビジネス文書では控えめに。
4) to overshare
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意味 / 品詞:動詞(口語)。「必要以上に私的なことを話す/共有する」
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ニュアンス:SNSや会話でプライベートすぎる情報を出す時に批判的に使われることが多い。
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例文:
・Don’t overshare in job interviews — keep it professional.
→ 面接でペラペラ個人的なことを話しすぎないで、プロらしく。
・I think I overshared about my breakup last night.
→ 昨夜、別れ話を話しすぎた気がする。 -
注意:自己開示と過剰開示の境界を表す便利な語。名詞形は oversharing。
5) safe space
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意味 / 品詞:名詞句。安心して自分を表現できる場(心理的に守られた環境)
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ニュアンス:相談・創作・支援の場などでよく使われる。最近は社会的・政治的文脈でも登場。
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例文:
・The studio became a safe space where I could talk openly.
→ スタジオは安心して話せる場になった。 -
注意:使う相手や場面によっては概念が重く受け取られることもあるので、カジュアルな会話では「a comfortable place」と言い換えてもOK。
6) to scratch it / scratch that
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意味 / 品詞:句動詞。
・scratch it:その案・部分を「削除する/取り消す/やめる」。
・scratch that:話した内容を取り消すときの口語表現(「さっきのは忘れて」)。 -
ニュアンス:創作や計画の修正でよく使う。
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例文:
・That chorus didn’t feel right — we scratched it and wrote something new.
→ あのサビはしっくりこなかったから消して新しく作り直した。
・Scratch that — I changed my mind.
→ さっきのは取り消して、考え直した。 -
注意:「scratch」は「引っかく」の意味もあるため文脈で判断。
7) hyper fixate / hyper-fixation
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意味 / 品詞:動詞/名詞(口語・一部で専門用語的に使用)。
「あることに過度に集中する・固執する」。ADHD等の文脈で使われることが多いが、一般会話でも「没頭する」意味で使われる。 -
ニュアンス:ポジティブにもネガティブにも使える(集中して良い成果を出す/他を放置してしまう)。医学的な診断語として扱う時は注意。
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例文:
・I tend to hyper-fixate on one hobby for months.
→ 何かに数か月ものめり込んでしまう傾向がある。
・She hyper-fixated on that lyric until it was perfect.
→ その歌詞に過度にこだわって完璧にした。 -
注意:人に対して軽々しく「You hyperfixate」など診断っぽく言うのは避ける(敏感な話題になり得る)。
8) squishy break
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意味 / 品詞:会話的な造語/名詞。文脈上は「ストレスボールなどを使う短い休憩」。
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ニュアンス:ユーモラス/親しみやすい表現。英語圏では stress ball break や taking a breather の代わりに使われることも。
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例文:
・I need a squishy break — my hands are shaking from stress.
→ スクイッシュ(ストレスボール)休憩が必要、緊張で手が震えてる。
・Everyone takes a squishy break between meetings.
→ みんな会議の合間にスクイッシュ休憩を取るよ。 -
注意:カジュアルで軽い表現。ビジネス文書では take a short break / take a breather が無難。
3.まとめ:推し動画でポジティブ英語を身につけ3.
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
ROSEは英語ネイティブのメンバーなので、きれいでわかりやすい英語を使っていると思います!
K-POPアイドルの中には英語ネイティブメンバーもたくさんいますので、是非そういったメンバーの英語インタビュー動画などをみて英語学習をしてみてください!



