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勘違いしがちな特殊な複数形:英語学習者が知っておくべき不規則変化

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こんにちは、IELTS TRAINER PROスタッフ、ワーママのキャリーです。いつもブログを見てくださりありがとうございます!

日に日に秋の気配が深まってきましたね。スーパーの店頭に旬の秋刀魚が並び始め、季節の移ろいを感じる今日この頃です。朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたので、皆様も体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

小学生からのIELTS学習について

最近、興味深いお問い合わせをいただきました。小学生のお子様をIELTS TRAINER PROで学習させるべきか悩んでいるという親御様からのご相談です。当校では中学生の受講生は複数いらっしゃいますが、小学生からの受講は初めてのケースかもしれません!

お子様の英語力を早くから伸ばしたいというお気持ちは、親御さんとして当然のことでしょう。「他の子より先に、より高いレベルの英語を身につけさせたい」「将来の可能性を広げてあげたい」そんな思いから、様々な教育の選択肢を検討されているのだと思います。

IELTS TRAINER PROでは、お子様の現在の英語レベルや学習目標、興味・関心に合わせたカリキュラムをご提案することが可能です。小学生のうちから本格的な英語学習に取り組むことで、中学・高校での英語授業にもスムーズに対応できるようになるでしょう。また、早い段階から国際的な英語試験の学習に触れることで、グローバルな視点も自然と身につけられます。

私たちはそんな親御さんのお悩みにも真摯に対応しております。お子様の将来を見据えた英語学習のあり方について、専門的な見地からアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

今日の学習ポイント:紛らわしい単数形と複数形

さて、今回は英語学習者が頭を悩ませがちな「特殊な複数形」について掘り下げていきたいと思います。英語の複数形といえば、単語の末尾に「-s」や「-es」をつけるのが一般的ですが、実は様々な例外があります。特に、ラテン語やギリシャ語由来の単語には独特の複数形があり、英語学習者を悩ませます。

問題:以下の単語はそれぞれ単数形・複数形のどちらでしょうか?

  1. stimulus / stimuli (意味:刺激)
  2. foot / feet (意味:足)
  3. criterion / criteria (意味:基準)

少し考えてみてから、下の解説をチェックしてみましょう!

 

stimulus/stimuli(刺激)

  • 単数形:stimulus
    例文:The doctor says stimulus is needed for appetite.
    (訳:食欲には刺激が必要だと医者は言う)

  • 複数形:stimuli
    例文:People tend to require strong stimuli.
    (訳:人々は強い刺激を求める傾向がある)

これはラテン語由来の単語で、「-us」で終わる単数形が「-i」で終わる複数形に変化します。同様のパターンを持つ単語には、cactus/cacti(サボテン)、fungus/fungi(菌類)なども挙げられます。ただし、これらの単語は英語化が進み、cactuses、fungusesという英語式の複数形も一般的に使われるようになっています。

foot/feet(足)

  • 単数形:foot
    例文:My left foot is asleep.
    (訳:左足がしびれた)

  • 複数形:feet
    例文:These shoes don’t fit my feet.
    (訳:この靴は私の足に合わない)

これは古英語に由来する不規則変化で、母音が変化する「ウムラウト複数形」の一例です。同様のパターンには、tooth/teeth(歯)、goose/geese(ガチョウ)、mouse/mice(ネズミ)などがあります。これらの変化は英語の歴史的発展の中で形成されてきたもので、例外として覚えるしかありません。

criterion/criteria(基準)

  • 単数形:criterion
    例文:The amount of money is the only criterion for him.
    (訳:彼にとってはお金の量こそが唯一の基準なのだ)

  • 複数形:criteria
    例文:We found some important criteria.
    (訳:我々はいくつかの重要な基準を見つけた)

こちらはギリシャ語由来の単語で、「-on」で終わる単数形が「-a」で終わる複数形に変化します。同様のパターンには、phenomenon/phenomena(現象)、automaton/automata(自動機械)などがあります。ただし、criterionsやphenomenonsという英語式の複数形も徐々に普及しつつあります。

その他の紛らわしい複数形

実は英語には他にもたくさんの特殊な複数形があります。

  • child → children(子供)
  • person → people(人)
  • ox → oxen(雄牛)
  • analysis → analyses(分析)
  • crisis → crises(危機)
  • datum → data(データ)
  • medium → media(媒体)
  • bacterium → bacteria(細菌)
  • syllabus → syllabi/syllabuses(シラバス)

これらの単語は特に学術的な文章や、IELTSのような国際的な英語試験でよく出題されますので、しっかりと覚えておくことをお勧めします。

単語学習の重要性

紛らわしい単数/複数形は、一つずつ丁寧に確認して覚えていくしかありません。単語学習は地道な作業ですが、特にIELTSのような高度な英語試験では、こうした細かな文法知識が点数の差を生み出します。

当校のレッスンでは、毎回の授業の最初の5分間で単語テストを実施しています。継続的な復習によって、こうした特殊な複数形も自然と使いこなせるようになるでしょう。日々の少しずつの積み重ねが、確実に実力向上につながります。

IELTS TRAINER PROの特長

IELTS TRAINER PROでは、お一人おひとりの目標スコアや学習状況に合わせた効果的な学習プランをご提供しています。

  • フィリピン人ネイティブ講師とのオンラインマンツーマンレッスン
  • 平日の日本時間午前9時から午後23時まで幅広い時間帯で受講可能
  • 月1回、本番さながらのIELTS模擬試験を受験できる貴重な機会
  • IELTS対策を週3回/1日50分から受講可能な柔軟なプラン
  • 毎レッスンの冒頭5分間で実施する単語テストによる着実な語彙力強化

お子様の英語学習から社会人の方のキャリアアップまで、様々な目的に合わせたIELTS対策をサポートいたします。まずは無料体験レッスンで、あなたの目標や課題をお聞かせください。皆さまのお申込みを心よりお待ちしております!

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