英語学習者のみなさまへ:語順マスターで IELTS スコアアップを目指そう!
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こんにちは、IELTS TRAINER PROでスタッフとして勤務しているワーママのキャリーです。日々の忙しい育児や仕事の合間を縫って、英語学習に関する有益な情報をお届けしています。いつも当ブログをご覧いただき、心より感謝申し上げます!
師走の慌ただしさが感じられる今日この頃、今年も残すところあと3日となりました。皆さまにとって2023年はどのような1年だったでしょうか?特に英語学習においては、年初に立てた目標は達成できましたか?思うように学習時間が確保できなかった方、計画通りに進まなかった方も多いのではないでしょうか。
私自身も仕事と育児の両立で精一杯の日々を送っていますが、少しずつでも英語力を高めるために日々努力を続けています。「継続は力なり」という言葉通り、小さな積み重ねが大きな成果につながると信じています。
2024年の英語学習に向けて
「来年こそは英語を本格的に上達させたい!」
「IELTS で目標スコアを取得したい!」
「英語を使ったキャリアアップを実現したい!」
このような目標や願望をお持ちの方は、ぜひ IELTS TRAINER PRO の無料カウンセリングをご利用ください。経験豊富なカウンセラーが、あなたの英語力や学習環境、目標に合わせた最適な学習プランをご提案いたします。一人で悩むよりも、プロのアドバイスを受けながら効率的に学習を進めることで、確実に目標達成への道が開けるでしょう。
私たちスタッフ一同、皆さまの英語学習の旅を全力でサポートいたします。目標に向かって一緒に頑張りましょう!
英語の語順マスター:今日のポイントレッスン
さて、本日のブログでは、英語学習者がよく間違えやすい文法ポイントの一つ、「他動詞+代名詞+副詞」における語順のルールについて詳しく解説していきます。この点は IELTS のスピーキングやライティングでも頻出のポイントですので、しっかりとマスターしておきましょう。
「他動詞+代名詞+副詞」の語順ルール
英語では、目的語が代名詞(it, him, her, them など)の場合、特別な語順のルールが適用されます。具体的には、代名詞は動詞と副詞の間に挟み込まなければなりません。
正しい語順:「他動詞 + 代名詞 + 副詞」
- He picked her up in front of the school. → 〇
- He picked up her in front of the school. → ×
この例文では、「pick up(迎えに行く)」という動詞句があり、目的語が代名詞「her」の場合、必ず「picked her up」という語順にしなければなりません。「picked up her」という語順は文法的に誤りです。
名詞と代名詞の違い
一方、目的語が名詞(具体的な人や物の名前など)の場合は、語順に柔軟性があります。他動詞の直後に副詞を置いても、あるいは名詞の後に副詞を置いても、どちらも文法的に正しいとされています。
例えば:
- He picked up the girl in front of the school. → 〇
- He picked the girl up in front of the school. → 〇
この違いは初級から中級レベルの英語学習者にとって混乱しやすいポイントですが、IELTS で高スコアを目指すためには、このような細かいルールもしっかりと押さえておく必要があります。
代名詞を挟む一般的な動詞句の例
以下に、代名詞を挟む形で使用される一般的な動詞句をいくつか紹介します。日常会話やビジネスシーンでもよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
-
turn it down(それを断る、音量を下げる)
・She turned it down because the offer wasn’t good enough.
・Could you turn it down? The music is too loud. -
see him off(彼を見送る)
・We went to the airport to see him off.
・His parents saw him off at the station yesterday. -
put it on(それを着る、スイッチを入れる)
・The jacket looks nice. Why don’t you put it on?
・It’s getting cold. Put it on before you go outside. -
bring her up(彼女を育てる)
・Her grandmother brought her up after her parents died.
・They brought her up to be independent and confident. -
take them away(それらを持ち去る)
・If you don’t want these books, I’ll take them away.
・The waiter took them away before I finished eating. -
call him back(彼に折り返し電話する)
・I’ll call him back as soon as I finish this meeting.
・She wasn’t available, so I’ll call her back later.
実践問題:あなたの理解度をチェック!
次の問題で、正しい語順を選んでみましょう。
部屋を出る前に、消しておいてください。
- Before leaving the room, please remember to turn off it.
- Before leaving the room, please remember to turn it off.
「turn off(消す)」という動詞句で、目的語が代名詞「it」の場合、必ず「turn it off」という語順になります。「turn off it」は文法的に誤りです。
さらに理解を深めるための追加例文
この語順ルールをより深く理解するために、いくつか追加の例文を見てみましょう:
代名詞を使った例:
- I looked it up in the dictionary. (○)
- I looked up it in the dictionary. (×)
- She dropped them off at the station. (○)
- She dropped off them at the station. (×)
- Can you fill it in for me? (○)
- Can you fill in it for me? (×)
名詞を使った例:
- I looked up the word in the dictionary. (○)
- I looked the word up in the dictionary. (○)
- She dropped off her children at the station. (○)
- She dropped her children off at the station. (○)
- Can you fill in this form for me? (○)
- Can you fill this form in for me? (○)
なぜこのルールが重要なのか?
このような文法ルールを正確に理解し、使いこなすことは、単に文法テストで高得点を取るためだけではありません。自然で流暢な英語を話すためには、ネイティブスピーカーが無意識に従っているこうしたルールに習熟することが不可欠です。
特に IELTS のスピーキングテストでは、文法的正確さが評価基準の一つとなっています。また、ライティングテストでも、このような細かい文法ルールの理解と適用が、高スコア獲得の鍵となります。
IELTS TRAINER PROで実力をつけよう!
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した語順のルールは、一見些細なことのように思えるかもしれませんが、英語の自然な表現を身につける上で非常に重要なポイントです。IELTS のスピーキングやライティングセクションで、こうした文法知識を正確に応用できると、確実にスコアアップにつながります。
IELTS TRAINER PRO では、このような英語の細かいニュアンスや文法ルールも丁寧に指導しています。特に以下のような特長があります:
- IELTSに精通したフィリピン人講師とのオンラインマンツーマンレッスン:経験豊富な講師が一人ひとりの弱点を把握し、効果的な学習方法をご提案します。
- 柔軟なレッスン時間:平日の日本時間午前9時から午後23時まで受講可能なので、お仕事や育児で忙しい方でも自分のスケジュールに合わせて学習を進めることができます。
- 定期的な模擬試験:月1回、本番さながらの IELTS 模擬試験を受験できるため、実際のテスト環境に慣れながら、自分の弱点を把握することができます。
- 柔軟なプラン:IELTS 対策を週3回/1日50分から受講可能です。ご自身のペースで無理なく続けられるプランを選択できます。
- 効果的な語彙強化:毎レッスンの最初の5分間で単語テストを実施し、IELTS に必要な語彙力を着実に向上させます。
英語学習の旅は一人では険しいものです。私たち IELTS TRAINER PRO は、皆さまの目標達成をサポートするパートナーとして、全力でお手伝いいたします。