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IELTSライティングは添削必須|添削のコツや添削サービスを紹介

IELTS対策について

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IELTS™は、世界11,000以上の教育機関などで認定されている国際的な英語4技能試験です。英語圏での大学入学や就労などに必要な英語力を証明できます。

「リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング」の4技能のうち、ライティングテストはスコアが比較的低いことが特徴です。ライティングに自信がない方や英作文が苦手な方は、添削による見直しを行いながらIELTS対策を進めるとよいでしょう。

当記事では、IELTSライティングテストにおける自己添削・添削サービス・対策講座のメリットとデメリットから、おすすめの添削サービス・講座、さらにスコアを伸ばすコツと勉強法まで詳しく説明します。

1.IELTSライティングテストは自分で添削できる?

IELTSライティング対策時は「自分で書いた文章を自分で直す」という自己添削もできます。添削とは、自分が書いた文章や解答を見直し、語句を追加・削除するなどして書き直す作業のことです。

IELTSライティングテストのスコアをできる限り伸ばすためには、試験対策が欠かせません。効率よく試験対策のできるおすすめの学習法としては、「英語の長文をひたすら読み書きする」のほか「英文添削による見直し」も挙げられます。

IELTSライティング添削サービスやIELTSライティングテスト対策講座を利用することで、IELTS™の評価基準に精通した専門家から新しい視点でのアドバイスを受けることができます。言語問わず作文が苦手な方や英語で文を書くことに慣れていない方は、こうしたサービスの利用がおすすめです。

以下では、自己添削・添削サービス・対策講座それぞれのメリット・デメリットを説明します。

IELTSライティングテストの対策方法|目標スコア別の勉強法も

1-1.自己添削のメリット・デメリット

IELTSライティング対策で自己添削をする最大のメリットは、「コストがかからない」という点です。費用面を重視する方にとっては、最も適切な方法と言えるでしょう。

また、自らが書いた英文を見直すことによって気付けたミスは、講師に指摘されるよりも深く記憶に定着しやすくなります。「英文を書く→チェックする→正しく修正する」という習慣が身につくとセルフコレクションスキルも高まり、ライティングテスト本番の見直しの際には大いに役立つでしょう。

加えて、自己添削はチェックしてくれる講師とのやり取りがなく、自分のペースで進められます。時間を気にせずに勉強したいという方は、自己添削が向いているでしょう。

一方で、自己添削での英語学習は知識のある講師陣の助けを借りないため、ある程度の英語力が必要になるというデメリットもあります。自己添削では自分が正しい答えを出しているかどうかを見極めるのが難しく、また自分がどの程度のスコアを取れる実力があるのかを正しく測ることが難しい場合があります。

高度な英語力がなければ自己添削の精度も低くなるため、初心者~中級者の場合は添削サービスや対策講座の利用がおすすめと言えます。

1-2.添削サービスのメリット・デメリット

添削サービスとは、ネットを通して提出した英文を、専門家が添削して返却してくれるサービスです。ネイティブ講師や英語力の高い日本人講師などによる添削・アドバイスを受けられるため、自己添削よりも高精度と言えるでしょう。

また、基本は「書いて送るだけ」となるため、後述する対策講座より時間の自由がある点もメリットです。学業や仕事で忙しい方でも、隙間時間を活用して効率良く学習できるでしょう。

添削サービスのデメリットは、コストがかかる点です。料金は担当講師の専門性や国籍、講師からフィードバックを納品してもらうまでの日数などで変動します。フィードバックまでの日数でいうと、翌日などすぐに納品してもらいたい場合は、通常料金よりも高い料金を支払う必要があります。

添削サービスのもう一つのデメリットとして、講師に対面で質問できないことが挙げられます。添削サービスは基本的にオンライン対応となるため、質問や疑問に対してすぐに回答を得ることが難しく、勉強効率が落ちる場合があります。
また添削者のスキルや経験にも差があり、意図とは違う添削結果になることも考えられます。

他にもデメリットとまでは言えませんが、「IELTSライティングテストに精通しているか」「オンラインでも添削者に質問できる体制が整っているか」「極端に独自性を抑制されないか」といった注意すべき点があります。

1-3.対策講座のメリット・デメリット

対策講座では、IELTSライティングテストの採点基準にもとづいた授業を受けられます。教材を用いた学習を行えるため、短期間での体系的に英語力アップを求める方におすすめです。

自己添削や添削サービスは、いずれも「一度自分で英文を書けるレベルの知識」を持っていなければ活用できません。一方で対策講座は、中級者~上級者はもちろん、英語やIELTSテストに関する知識がほとんどない初心者の方でも利用できる点が大きなメリットです。

加えて、IELTS™に精通した講師による対策講座では確実に評価基準に沿ったアドバイスが得られるため、効率良く試験対策を行えます。

対策講座のデメリットは、金銭的なコストが大きい点です。スタート時点の英語力と目標とするIELTSスコアが離れているほど、受講しなければならない講座が多くなり、高額になってしまう点に注意しておきましょう。

また、対策講座は基本的に受講できる時間が決まっているため、「空いた時間に学習する」ことができません。そのため、「IELTSライティング対策に向けて、時間と費用をかけてでもしっかり学習しておきたい」方には向いているでしょう。

2.添削サービス・対策講座を受けるときも自己添削は必要

添削サービスやIELTSライティングテスト向けの対策講座を利用する場合でも、自己添削を併用することで「自分の文章を見直す習慣」が定着しやすくなります。

自己添削による英文の見直しにあたっては、下記4つの基準について理解を深めておくこともポイントです。

【IELTSライティングテストの評価基準】

評価基準 主な評価点
課題の達成度/
課題への回答
すべての課題への取り組み、明確な答え・結論を記述しているか
一貫性とまとまり 接続詞の自然な使用や、適切な段落分けがされているか
語彙力 幅広い語彙を使用し、適切な表現や言い回しがされているか
文法知識と正確さ さまざまな構文を使用でき、文法に誤りがないか

ここからは、課題の達成度・一貫性とまとまり・語彙力・文法知識と正確さにおける自己添削のコツを、それぞれ詳しく説明します。

2-1.自己添削のコツ1:課題の達成度

課題の達成度では、「問題に対する解答が、要件を満たした上で明確に記述されているか」について評価します。質問文の意図がつかめていない・全体像を把握していないことによって、ずれた解答をしてしまう受験者も決して少なくありません。

できる限りスコアを伸ばすためには、解答を記述後に下記のポイントをおさえつつ見直しと添削を行いましょう。

  • 既定の文字数を超えているか(タスク1:150語以上/タスク2:250語以上)
  • タスク1の回答は、ライティング内容とグラフ・図表の内容が一致しているか
  • タスク2の回答は、イントロダクション(導入)1段落、本論2~3段落、まとめ1段落の合計4段落以上で構成できているか
  • 読み手が簡単に理解できる構成で書けているか

また、課題への回答が評価基準となるタスク2では、質問からずれた回答になっていないか・主文や主張に対して具体的かつ適切な理由を述べているかが重要となります。

2-2.自己添削のコツ2:一貫性とまとまり

一貫性とまとまりでは、「文章のつながりが適切で、内容に一貫性があるか」について評価します。幅広い観点から評価されるため、自己添削における見直しポイントも多岐にわたります。

一貫性とまとまりで高い評価を得るには、下記のポイントで見直し・添削を行うことが大切です。

  • 論理構造は正しいか:イントロダクション(導入)1段落、本論(タスク1は1段落、タスク2は2段落)、結論1段落の合計3〜4段落で構成できているか
  • イントロダクションの内容と本論の全体像にずれや温度差がないか
  • 1段落あたりにおいて要点を1つに絞り込めているか
  • 接続詞、リンキングワードを自然に使用できているか
  • 話し言葉と書き言葉が混在していないか
  • 特定の単語・表現を繰り返していないか

添削を通して文章の一貫性・まとまりの度合いを挙げるためには、「リンキングワード」を見直すことが重要です。リンキングワードとは、文章のつながりを分かりやすくするための接続詞・連結詞のことです。例えば、前後の文章が逆接の関係にあるときの「However(しかしながら)」や前文の追加情報を記述する際の「In addition(加えて)」因果関係を表す時の「As a result」などがあります。

また、特定ワードの頻出は評価が下がる要因となります。特定ワードの使用は「語彙力」に関わる部分と思われますが、同じ言葉が繰り返される場合、内容の重複になるか話が無駄に広がることで一貫性やまとまりがないと評価される場合があります。見直しの際に特定ワードの繰り返しを発見した際は、パラフレーズを用いるか、無理に接続詞を使用せずあえて文章を切るなどして添削しましょう。

2-3.自己添削のコツ3:語彙力

語彙力では、「出題トピックに関連する幅広い語彙を自然に使用できているか」が主な採点基準となります。

言葉の引き出しが多いほどスコアアップが期待できますが、あくまでも関連深い語彙を幅広く正確に扱えるかが重要視されます。したがって、自分が十分に理解できていない、難しい単語や専門用語の使用は控えたほうが無難です。

語彙力におけるスコアを伸ばすためには、下記のポイントを意識して見直し・添削を行いましょう。

  • パラフレーズを用いて、適切に言い換えているか
  • 複数のコロケーションを入れられているか
  • 具体性のある語彙を使用しているか
  • イディオム(熟語)や慣用表現を使っているか

コロケーションの正確さは、語彙力の評価に大きくつながります。コロケーションとは、単語同士の組み合わせのことです。 日本語では「強い雨」と表現しても、英語でいうと「strong rain」ではなく、「heavy rain」といい、お薬は「drink(飲む)」ものではなく「take(取る)」ものです。このように、1つ1つの個別の単語だけでなく、2つ以上の単語の組み合わせを自然な英語にすることが評価されます。

コロケーション使用のスキルを挙げるためには、単語を覚える時に、例文を一緒に覚えることが有効です。

2-4.自己添削のコツ4:文法知識と正確さ

文法知識と正確さでは、「さまざまな構文を、文法の誤りなく柔軟に使いこなせるか」が評価されます。単純に正しい文法を使用すればよいというわけではなく、使いこなせる文法の幅も問われることを覚えておきましょう。

文法知識と正確さにおけるスコアを伸ばすためには、下記のポイントをおさえた見直し・添削が必要です。

  • 短文から長文まで、あらゆる長さの文章を使えているか
  • 時制は正しいか
  • 接続詞と関係詞を含む構文を使っているか
  • 冠詞と前置詞は適切か
  • 主語と動詞の数の一致

2-5.自己添削の方法・流れ|おすすめの時間配分

IELTSライティングテストにおける自己添削の具体的な方法・流れは、下記の通りです。

  • STEP 1:解答時間を設定したうえで、問題に沿った解答文を書く
  • STEP 2:見直し時間を設定したうえで、解答文の添削をする

設定すべき解答時間・見直し時間は、タスク1とタスク2によって異なります。基本的にタスク2はタスク1よりも必要語数が多く、配点も倍となっているため、 解答時間も2倍に設定されています。

  解答時間 見直し時間
タスク1 15~17分程度 3~5分程度
タスク2 35~37分程度

実際の試験においても、最低「1~3分」の見直し時間が必要とされます。回数を重ねて添削作業にある程度の慣れを感じたり、添削すべき部分が減ってきたりしたら、見直し時間を徐々に縮めていくのもおすすめです。

なお、誰もが最初からこのような条件で勉強する必要はありません。ライティング初心者であれば「時間を意識せず、ひたすら解答・添削を繰り返して英文に慣れる」など、現状レベルに応じた学習を進めましょう。

3.IELTSライティングテスト向けの添削サービス・講座

自己添削のみでのIELTSライティング対策に不安がある場合は、IELTSライティングテスト向けの添削サービス・対策講座の利用がおすすめです。

ここからは、IELTSライティングテストで目標スコアを目指す方に向けて、代表的な添削サービス・対策講座を紹介します。

3-1.IELTS ライティング・アシスト

「IELTS ライティング・アシスト」とは、IELTS™の共同運営団体である「IDP Education」が提供する公式ライティング添削サービスです。IELTSライティングテストにおけるバンドスコアを0.5~1.0程度アップさせたい受験者に向けて実施されています。

IELTS ライティング・アシストの魅力
  • 提出から添削、フィードバックまでのすべてがオンラインで完結する
  • コンピューター受験と同様の形式で提出できるため、試験本番の練習にもなる
  • 4つの評価基準にもとづく採点と個別フィードバックを受けられる

IELTS ライティング・アシストの最大の特徴は、実際のテストと同様に1時間の制限時間内に課題をこなすという点です。 IELTSを主管している団体IDPが運営するサービスであるため信頼度が高く、「本番さながらの実践をしたい」という方には非常におすすめと言えるでしょう。

IELTSライティング・アシスト

3-2.IELTS TRAINER PRO ライティング強化コース

「IELTS TRAINER PRO ライティング強化コース」とは、株式会社PIAが運営する「IELTS TRAINER PRO」のライティング特化型レッスンです。タスク1とタスク2それぞれの評価基準にもとづく指導によって、目標スコアの達成を目指せます。

IELTS TRAINER PRO ライティング強化コースの魅力
  • 「5.5~6.0」と「6.5~7.0」の目標スコア別に異なるカリキュラムを受けられる
  • マンツーマンレッスンによる個別指導を受けられる
  • IELTSライティングテストに特化したレッスンと自主学習で効率良く学習できる

IELTS TRAINER PRO ライティング強化コースの最大の特徴は、受講者のレベルや目標とするバンドスコアに合わせた個別レッスンの提供です。マンツーマンでのレッスンを受講できるため、分からないところはすぐに質問でき、苦手分野を重点的に添削指導してもらえます。

また、無料体験レッスンも実施しています。ライティングテストに不安を感じる方は、無料体験レッスンを利用して、サービスの内容や効果を確かめてみてはいかがでしょうか。

ライティング強化コース - IELTS TRAINER PRO (ITP)

4.IELTSライティングテストでスコアを伸ばすコツ

IELTSライティングテストのバンドスコアは、受験者の国籍問わずその他の科目と比べて低い傾向にあります。下記は、アカデミック・モジュールにおけるIELTS受験者の平均バンドスコアを、国籍別・科目別に示した表です。

【国籍別アカデミック・モジュールにおける受験者全体および個人の平均バンドスコア】

国籍 リスニング リーディング ライティング スピーキング オーバーオール
イタリア 7.2 7.5 6.2 6.7 6.9
フランス 7.0 7.1 6.2 6.6 6.8
韓国 6.5 6.4 5.9 5.9 6.2
ベトナム 6.4 6.4 6.0 5.8 6.2
タイ 6.3 6.1 5.7 5.8 6.1
中国 6.1 6.4 5.8 5.6 6.1
日本 6.0 6.1 5.7 5.5 5.9

出典:IELTS「2022 年の受験者のパフォーマンス」

そこで次に、IELTS™のアカデミック・モジュールのライティングテストでスコアを伸ばすためのコツを詳しく紹介します。

4-1.アカデミックライティングのルールを理解する

IELTSアカデミック・モジュールのライティングテストでスコアを伸ばすためには、テスト形式やルールを理解しておくことが必須です。

【IELTSライティングテストのテスト形式】

  アカデミック ジェネラル・トレーニング
問題数 2問
試験時間 60分
設問の内容 タスク1 グラフや表の情報を要約
(150語以上)
手紙/メールの作成
(150語以上)
タスク2 特定のトピックについてのエッセイ作成(250語以上)

そもそもIELTS™のテストには英語圏への留学・進学希望者向けのアカデミックと就労・移民申請を希望する人向けのジェネラル・トレーニングの2つのモジュールがあります。

問題数はタスク1とタスク2の2問が出題される点や試験時間は60分である点は共通していますが、タスク1の設問内容やトピックの全体像には違いがあります。アカデミックのタスク1では図・データを要約することが求められる一方で、ジェネラル・トレーニングでは指示にしたがって手紙やメールを作成することが求められます。

アカデミックの場合、問題文に記載されるグラフや図表にはさまざまな種類があるほか、種類によって書き方や使える英語表現も大きく異なるため、あらかじめルールを理解したうえでコツを掴むことが大切です。

4-2.適切に段落を分ける

IELTSライティングテストでは、適切に段落を分け各段落で表したい内容を明確・明瞭にするスキルが問われます。タスク1・タスク2における基本的な段落の順番や構成は、下記の通りです。

タスク1 導入:1段落
本論:2段落
タスク2 導入:1段落
本論:2段落
結論:1段落

また、こうした段落構成と使える表現をテンプレート化し、テンプレートに当てはめて解答を記述していくことでよりスムーズにエッセイを完成させられます。

4-3.既定の語数を守る

IELTSライティングテストの各タスクには語数が定められており、タスク1は150語以上、タスク2は250語以上が必要です。これらの語数を満たしていなかった場合は減点対象となります。とはいえ、既定より多くの語数を書けばそのぶん加点されるというわけでもありません。

しかし、解答文をすべて書いてから文字数を1文字ずつ数えるのは非効率です。そのため、あらかじめ「1行に書く文字数」を自分のなかでルール化するとよいでしょう。最後に「1行あたりの文字数×行数」の計算式で合計文字数を算出すると、既定の語数を下回るリスクが軽減されるほか、解答後の見直し・添削の時間にも余裕が生まれます。

なお、既定より多くの語数を書けばそのぶん加点されるというわけでもありません。既定の語数を満たそうとして回りくどい表現になってしまわないためにも、適切に段落を分け、トピック毎の適切な単語・表現を使用しましょう。

4-4.質問に的確に答える

IELTSライティングテストで減点を避けるため、「質問に対して的確に回答できているか」をしっかりと見直しましょう。

基本的にテストでは問題を読んで解答を記述するので、当然のように「できている」と思いがちです。しかし、読み間違いや解釈違いなど何らかの理由によって解答にずれが生じる場合もあります。

解答のずれを防ぐためには、問題文をしっかりと読み込むこと、そして解答文を書き始める時点で結論を定めておくことがポイントです。あらかじめ着地を決めておき、本論で述べることのキーワードを書いておいた上で解答文を書けば、「書いているうちに話が本筋から離れてしまう」という事態を防げます。

5.IELTSライティングテストの勉強法

IELTSライティングテストの効果的な勉強方法としては、添削を受けるほかにも下記が挙げられます。

●英語の単語・文章に普段から慣れる

ライティングテストでは英語で解答するだけでなく、英語の問題文を読むことから文法知識や語彙力、さらにリーディングスキルも少なからず問われます。英語の書籍やニュースを毎日読む・スマホの言語を英語にする・ネイティブの方と英語でコミュニケーションをとるなどして、日頃から英語そのものに慣れておくのが大切です。

●自分の書いた文章を少し時間をあけてから読み返す

ライティングテストの勉強時は、解答文を書いてからすぐに読み返して添削作業を進めるだけではなく、時間をあけてから見直すことをおすすめします。自分の書いた文章をより客観視でき、ミスや違和感のある箇所を見つけやすくなるためです。また、「なぜ間違えてしまったのか」も深く追求することで、深く理解し、正確さがさらにアップするでしょう。

●公式問題集を利用する

IELTS™は過去問を公開していないものの、設問作成団体であるケンブリッジによる公式問題集が販売されています。公式問題集では本番同様の模擬テストが収録されており、受験対策としては最も役立つテキストと言えるでしょう。公式問題集にモデルアンサーの記載はありませんが、タスク2の受験者の実際の解答と試験官のコメント・スコアが記載されており、どれくらいのエッセイがどれほど高いスコアがもらえるか参考にできます。

IELTSに過去問はある?公式問題集を使ったテスト対策を解説

まとめ

IELTSライティングテストに向けて勉強する際は、「英文を書いて終わり」ではなく、作成した英文を見直し、適宜適切に添削を行うことが大切です。

ライティングの添削においては自己添削のほか、添削サービスの利用や対策講座の受講があります。対策講座の場合、IELTS™のテストに精通した講師によるマンツーマンレッスンを受けられるため、英語初心者の方には特におすすめと言えるでしょう。

IELTS TRAINER PROでは、ライティングテストのスコア向上を目指す方には「ライティング強化コース」を提供しています。プロによるライティングの添削や指導を受けたい方は、ぜひ無料体験レッスンからお試しください。

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