IELTS対策でフィリピン留学をおすすめする理由とは?
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近年、海外留学や移住、キャリアアップを目指す人々の間で、IELTS(International English Language Testing System)の重要性がますます高まっています。
特に注目を集めているのが、フィリピンの語学学校でIELTS対策を行うという選択肢です。手頃な費用で質の高い指導を受けられることから、アジア諸国を中心に多くの受験者がフィリピンに足を運んでいます。
本記事では、なぜフィリピンがIELTS対策の人気スポットとなっているのか、その魅力と背景について詳しく掘り下げていきます。
1.IELTSとは?
IELTS(International English Language Testing System)は、英語を母国語としない人々の英語力を評価する国際的な試験です。イギリス、オーストラリア、カナダをはじめとする英語圏の大学や移民申請で広く認められており、年間300万人以上が受験しています。
試験は「リスニング(Listening)」「リーディング(Reading)」「ライティング(Writing)」「スピーキング(Speaking)」の4技能で構成され、各セクションが0.5刻みのバンドスコア(1.0〜9.0)で評価されます。
IELTSにはアカデミック(Academic)とジェネラル・トレーニング(General Training)の2種類があり、前者は大学進学や専門職向け、後者は移住や就職向けです。
世界中で信頼される試験であり、海外での進学やキャリア形成を目指す人にとって重要な資格となっています。
2.なぜフィリピンでIELTS対策をするのか
IELTS対策をフィリピンで行う理由には、以下のような具体的なメリットがあります。
- IELTS専門講師の授業がマンツーマンで受けられる
- IELTS専用のカリキュラムがある
- 費用を抑えて本格的なIELTS対策ができる
- 英語環境に身を置ける
- 短期間で集中学習ができる
- 多様な文化を体験できる
これらの理由から、フィリピンは費用対効果が高く、効率的にIELTS対策を行える人気の留学先となっています。
メリットを1つずつ見ていきましょう。
2-1.IELTS専門講師の授業がマンツーマンで受けられる
IELTS対策においてマンツーマンレッスンを受けられることは非常に大きなメリットです。特にスピーキングやライティングといった個別指導が求められるセクションでは、講師が一人ひとりの弱点を的確に把握し、個別にカスタマイズされたフィードバックを提供してくれます。
通常、欧米諸国ではマンツーマンレッスンはグループレッスンよりも大幅に割高で、1時間あたり数千円〜1万円以上かかることも珍しくありません。
しかし、フィリピンの語学学校では手頃な費用でマンツーマン指導を受けることが可能です。
例えば、欧米の語学学校では1対1のIELTS指導はオプション扱いで追加料金が発生しますが、フィリピンでは標準カリキュラムにマンツーマンレッスンが含まれていることが多く、1日に複数コマの個別指導を受けることもできます。
このような環境では、理解が不十分な部分を重点的に強化できるため、短期間でのスコアアップが期待できます。
特に、苦手なパートを集中的に練習したい人や、自分のペースで学習を進めたい人にとって、フィリピンのマンツーマンIELTSレッスンは非常に魅力的な選択肢です。
2-2.IELTS専用のカリキュラムがある
フィリピンの語学学校では、IELTS対策に特化した多様なカリキュラムが提供されています。以下に、その主な特徴をまとめます。
1.専門的なIELTS対策コースの提供
多くの学校が、IELTSの各セクション(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)に焦点を当てた専門コースを設けています。多くの学校で、専門講師と緻密な教育システムのもと、全ての学生が目標スコアを達成できるプログラムを提供しています。
2.マンツーマンとグループレッスンの組み合わせ
多くの学校では、マンツーマンレッスンとグループレッスンを組み合わせたカリキュラムを採用しています。例えば、CIAニューキャンパスでは、マンツーマンレッスン4コマ、グループレッスン4コマ、義務自習2コマの1日合計10コマのスケジュールが組まれています。
3.点数保証制度の導入
一定期間内に目標スコアに到達しない場合、追加の授業料が無料となる点数保証制度を設けている学校もあります。例えば、バギオJICでは、12週間の留学で目標スコアに達しない場合、目標スコアに到達するまで授業料と公式試験が無料で提供されます。
4.初心者向けのPre-IELTSコース
英語初心者や基礎力を強化したい方のために、Pre-IELTSコースを提供している学校もあります。これにより、基礎を固めながら徐々にIELTSの要素を取り入れた学習が可能です。
5.最新の試験情報と教材の提供
IELTSリソースセンターを運営し、最新の試験情報や有効な教材を提供する学校もあります。例えば、SMEAG校では、IDPと連携を行うことで、公式試験が校内で受講可能であり、最新の試験情報や教材を提供しています。
これらの特徴により、フィリピンの語学学校は、効率的かつ効果的なIELTS対策の場として、多くの留学生から選ばれています。
また、IELTS TRAINER PROが提携しているフィリピンの語学学校「PINES International Academy」では、通常のIELTSコースと点数保証コースを提供しています。
<IELTSコース>
クラス | 科目 |
1:1 | ESL Speaking |
1:1 | IELTS Writing Task 1 |
1:1 | IELTS Writing Task 2 |
1:1 | IELTS Speaking |
4:1 | IELTS Listening |
4:1 | IELTS Listening |
4:1 | IELTS Reading |
4:1 | IELTS Reading |
<IELTS点数保証コース>
点数保証目標スコア | 5.5+/ 6.0+/ 6.5+/ 7.0+ | ||
参加条件スコア | 4.0/ 5.0/ 6.0/ 6.5 | ||
科目 | 4:1クラス | 2コマ | Listening |
Listening | |||
1:1クラス | 5コマ | Writing Task 1 | |
Writing Task 2 | |||
Speaking | |||
Speaking | |||
Reading | |||
Monitored Self-Study Option class |
3コマ | Homework | |
Option class | |||
Self-Study |
PINES International Academyについて詳しく知りたい方は以下のウェブサイトからご確認ください。
2-3.費用を抑えて本格的なIELTS対策ができる
フィリピンでのIELTS対策は、他国と比較して圧倒的にコストパフォーマンスが高いことが特徴です。以下に、具体的な費用比較を示します。
1.日本でのIELTS対策費用
日本の専門学校でIELTS対策コースを受講する場合、1ヶ月(週1回のレッスン)の費用相場は約2万~4万円です。さらに、入学金が別途必要な場合もあります。これらの授業は主にグループ形式で行われ、マンツーマンレッスンは少ないのが一般的です。
2.フィリピンでのIELTS対策費用
一方、フィリピンの語学学校では、1日平均6時間の授業が行われ、そのうち約4時間がマンツーマンレッスンとなっています。1ヶ月(4週間)の留学費用は、授業料、宿泊費、食事代を含めて約18万~25万円が相場です。これにより、1ヶ月で約120回の授業を受けることが可能です。
3.欧米諸国でのIELTS対策費用
欧米諸国でのIELTS対策コースは、グループレッスンが基本であり、マンツーマンレッスンは少ない傾向があります。また、学費や滞在費、生活費が高額になるため、総費用はフィリピン留学よりも高くなることが一般的です。
4.フィリピン留学の費用対効果
フィリピン留学では、マンツーマンレッスンが充実しているため、短期間でのスコアアップが期待できます。例えば、4週間のIELTS対策コースを受講した場合、費用は約15万~30万円で、これには滞在費や食費も含まれています。一方、日本で同様の授業数を受けると、授業料だけで約60万~120万円が必要となり、期間も2年以上に及ぶことがあります。
これらの比較から、フィリピンでのIELTS対策は、他国と比べて費用を大幅に抑えつつ、効率的な学習が可能であることがわかります。
2-4.英語環境に身を置ける
フィリピンでのIELTS留学の大きなメリットの一つは、英語環境に身を置けることです。
以下にその具体的な理由と、どのようにIELTSのスコア向上に役立つかを詳しく説明します。
1.フィリピンは英語が公用語
フィリピンでは英語が公用語の一つとして使われており、教育、ビジネス、政府機関など幅広い分野で日常的に使用されています。
ほとんどのフィリピン人が英語を理解し、話せるため、留学生も教室以外でも英語を使う機会に恵まれます。
2.英語を使う生活環境
語学学校の授業だけでなく、寮生活や買い物、外食、移動といった日常のあらゆる場面で英語を使用します。
多くの語学学校ではキャンパス内の英語使用を義務化(English Only Policy)しているため、母国語を使わずに生活できる環境が整っています。
3.実践的な英語力の強化
フィリピン留学ではマンツーマン授業が多く、講師との対話を通じて実践的な英語を磨くことができます。
疑問点をすぐに質問でき、細かい表現の違いや文法の誤りを即座に修正してもらえるため、正確で自然な英語が身につきます。
4.英語での自己表現力が鍛えられる
英語を話す機会が多いため、自分の考えを英語で説明する力が向上します。
IELTSのスピーキング試験では、自分の意見を論理的に説明する力が求められるため、この実践経験は非常に有効です。
フィリピンIELTS留学では、授業内外で英語に触れる機会が多く、実践的な英語力を短期間で効率的に強化できます。
特に、IELTSで求められるリスニング・スピーキング・ライティングの即応力を身につけるためには、英語環境に浸ることが非常に有効です。
2-5.短期間で集中学習ができる
フィリピンのIELTS留学は、短期間で効率よくスコアを向上させたい方に最適です。その理由を以下に詳しく解説します。
1.1日最大10時間以上の集中カリキュラム
フィリピンの語学学校では、IELTS対策に特化した長時間の学習プログラムが組まれています。
多くの学校で提供される1日の学習スケジュール例:
- マンツーマンレッスン:4〜6時間(スピーキング・ライティングの強化)
- 小グループレッスン:2〜4時間(リスニング・リーディング対策)
- 義務自習・ナイトクラス:2〜3時間(模試や個別課題)
➡️1日合計8〜12時間の学習時間が確保されるため、短期間でも大きな進歩が期待できます。
2.マンツーマン授業で弱点を徹底強化
欧米の語学学校では主にグループレッスンが中心ですが、フィリピンではマンツーマン指導が標準です。
- 自分の弱点に特化した指導を受けられる
- 質問しやすく、疑問をすぐに解消できる
- 自分のペースで学習を進められる
➡️スピーキングやライティングなど、IELTSの得点を上げにくい分野でも、集中的に強化できます。
3.短期集中型でコストパフォーマンスが良い
フィリピンでは、欧米留学と比べて約1/3〜1/2の費用でIELTS対策が可能です。
1ヶ月の学費・宿泊・食事代 | 特徴 | |
フィリピン | 約18万〜30万円 | マンツーマン主体で集中学習可能 |
アメリカ | 約50万〜80万円 | グループレッスンが中心で学費が高い |
イギリス | 約60万〜90万円 | 生活費も高額で長期留学向け |
➡️低コストで密度の高い学習ができ、短期間で結果を出しやすいのがフィリピン留学の強みです。
2-6.多様な文化を体験できる
フィリピンには多くの国から留学生が集まり、異文化交流を通じて国際感覚を養うことができます。
1.多国籍な留学生との交流
フィリピンの語学学校には、日本だけでなく以下の国々からも留学生が訪れます。
- 韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ
- ロシア、サウジアラビア、ブラジルなど
➡️異なる文化背景を持つ人々と学ぶことで、英語だけでなくグローバルな視野を広げられます。
2.異文化コミュニケーション能力の向上
IELTSのスピーキング試験では、異文化理解や多様な視点からの意見を述べる力が求められます。
- 留学生活を通じて、他国の価値観を知る機会が増える
- ディスカッション形式の授業で多様な意見を共有
➡️実際のIELTS試験でも、多文化的な視点があると高評価につながります。
3.現地文化に触れる機会
フィリピンは英語圏としての一面だけでなく、独自の文化も楽しめます。
- フィリピン料理(アドボ、レチョン、シニガン)を体験
- ビーチリゾート(セブ島・ボラカイ島など)で観光
- 祭りやイベント(シヌログ・マスカラフェスティバル)への参加
➡️ 学習とリフレッシュを両立し、ストレスを軽減しながらIELTS対策に集中できます。
4.多様なアクセントへの対応力
IELTS試験では、イギリス、アメリカ、オーストラリアの異なる英語アクセントが出題されます。
フィリピンでは、講師や留学生がさまざまなアクセントを持っているため、以下のような利点があります。
- リスニング力が強化される
- 本番でも多様な話し方に対応できる
➡️実践的な英語力が身につき、試験での対応力がアップします。
費用対効果が高く、集中的に学びながら多文化に触れられるフィリピンIELTS留学は、目標スコア達成を目指す方に最適な選択肢です。
3.フィリピンの語学学校の1日のスケジュール
フィリピンの語学学校では、1日最大8~10コマの授業が組まれており、1コマの授業時間は45~50分が一般的です。
以下は、一般的な1日のスケジュール例です。
- 6:00~7:50 朝食
- 8:00~8:50 1限目:マンツーマンレッスン(文法)
- 9:00~9:50 2限目:マンツーマンレッスン(会話)
- 10:00~10:50 3限目:グループレッスン(発音)
- 11:00~11:50 4限目:マンツーマンレッスン(リスニング)
- 12:00~12:50 昼食
- 13:00~13:50 5限目:マンツーマンレッスン(語彙)
- 14:00~14:50 6限目:グループレッスン(会話)
- 15:00~15:50 7限目:選択制オプションクラス(リスニング)
- 16:00~16:50 8限目:マンツーマンレッスン(英作文)
- 17:00~18:00 夕食
- 18:00~ 自由時間(復習・予習、ジムやプールでのリラックス、友人との外出など)
※就寝時間に決まりはありませんが、門限がある学校が多いため、外出時は定められた時間までに寮に戻る必要があります。
このように、フィリピンの語学学校では、マンツーマンレッスンとグループレッスンを組み合わせたスケジュールが一般的で、1日を通して英語漬けの環境で学習することが可能です。
4.IELTS対策におすすめのフィリピンの語学学校6選
最後にIELTS対策におすすめのフィリピンの語学学校を6校紹介します!
①PINES IELTS専門キャンパス
- 正式名称:Pines International Academy IELTS Specialized Campus
- エリア:バギオ
- 住所:#49 Chapis Village, Marcos Highway, Baguio City, Benguet 2600, Philippines
PINES International Academy(パインズ・インターナショナル・アカデミー)は、フィリピンのバギオにある語学学校です。IELTS Specialized CampusはIELTS対策に特化しており、特に韓国や日本からの留学生に人気があります。
学校は、マンツーマンのレッスンを中心に、少人数制のクラスやグループレッスンも提供しており、総合的な英語力向上を目指しています。また、寮生活を提供し、学習環境を最大限に活用できるようサポートしています。
②Baguio JIC メインキャンパス
- 正式名称:Baguio JIC Main Campus
- エリア:バギオ
- 住所:73 Del Nacia Apt,Camp 7, Baguio City, Benguet 2600, Philippines
Baguio JIC Main Campus(バギオ JIC メインキャンパス)は、フィリピンのバギオにある英語学習のための語学学校です。キャンパスでは、マンツーマンの授業やグループクラスを通じて、英会話やビジネス英語、試験対策(TOEIC、TOEFLなど)など、さまざまなプログラムが用意されています。
バギオは、フィリピン国内で最も涼しい気候を持つ地域として知られており、勉強に集中できる静かな環境が提供されています。また、学校の設備や寮も整っており、快適に学べる環境が整っています。
③A&J e-EduDC English Academy
- 正式名称:A and J e-EduDC English Academy, Inc.
- エリア:バギオ
- 住所:#63 Purok 3, Upper West Camp 7, Baguio City, Benguet 2600, Philippines
A&J(エーアンドジェー)は、アットホームな雰囲気の小規模校で、ワーホリ準備からネイティブコースまで提供している語学学校です。
また、日本人マネージャーが住み込みで学校に滞在しているので、日本人も安心してIELTS学習をしながら生活することができます。
④BECI シティキャンパス
- 正式名称:API BECI Academy City Campus
- エリア:バギオ
- 住所:Zone Vill Building G – 48 Kisad Rd, Montinola Subd, Baguio City, Benguet 2600, Philippines
BECIシティキャンパスは、フィリピンの語学学校では珍しい社会人のみを受け入れている語学学校です。
「働きながら留学」をコンセプトとしているため、働きながらでも留学ができるカリキュラムとなっています。リモートの勤務時間に合わせて、終業後、夜間にマンツーマンレッスンを受講するといったことが可能です。
⑤WALES
- 正式名称:Widest Asian Learners English School
- エリア:バギオ
- 住所:#4 Bukaneg street, Legarda road, Baguio city, Benguet 2600, Philippines
WALESは少人数制で細やかな質の高い指導を提供!20代から60代まで幅広い世代と国籍の生徒に溢れるグローバルアカデミーです。
また、学校・寮のキレイさ、WiFiの速さ、すぐに日用品が買える立地などが整っているため日本人とさほど変わらない環境でIELTS学習を行うことができます。
⑥Philinter
- 正式名称:Philinter Education Center(JELAI)
- エリア:セブ
- 住所:8X98+C69, Philinter Academy Mustang, Ceniza St, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu, Philippines
Philinterは、広大なキャンパスで多国籍な仲間と共に学べる環境が整えられており、ESLからTOEIC, IELTS, ビジネス英語まで様々なカリキュラムがあります。
毎月、担当者と面談もあるため勉強に対する悩みも解決できます!
また、学校からマクタンのリゾートエリアにもセブ市内にもアクセスが簡単にできる場所にありますので、授業がない日のリフレッシュもできます!
5.まとめ
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
フィリピンは学費・生活費が欧米より安く、費用対効果が高いのが魅力です。
マンツーマン授業が充実しており、スピーキングやライティングを徹底的に強化できます。また、IELTS専門校が多く、模擬試験や対策講座が豊富で、短期間でスコアアップを狙いやすいです。
英語漬けの環境で実践力も向上しやすく、学生ビザの取得も比較的簡単で、欧米留学前の準備にも最適で、効率的にIELTS対策を進めたい人におすすめの留学先。
IELTS TRAINER PROでは、実際にフィリピン現地に行かなくてもPINES International AcademyのIELTS専門講師からマンツーマンでレッスンを受講することができます。
少しでもIELTS対策に興味のある方、日本でIELTS対策をしてから海外留学・大学進学をされたい方は是非IELTS TRAINER PROの無料カウンセリングへお越しください。