「SEVENTEEN- Goodwill Ambassador for Youth Nomination Ceremony @ UNESCO」から学ぶ英語表現
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こんにちは!IELTS TRAINER PROで正社員として働いている、まりのです。
いつもブログを見てくださって、ありがとうございます!
今回も前回に引き続き、K-POPアイドルが英語で話をしている動画を使い、日常会話で使える英語表現を紹介してきたいと思います!
1.今回紹介する動画は…?
今回紹介させていただく動画は、「SEVENTEEN(세븐틴) – Goodwill Ambassador for Youth Nomination Ceremony @ UNESCO」です!
この動画は、私が個人的に1番好きなグループである「SEVENTEEN」がUNESCO青少年親善大使任命されたときの式典でのスピーチです。
動画内でメンバーは、UNESCOの青少年親善大使として任命されたことに対して、大きな名誉と感謝の気持ちを表しています。
また、彼らはデビュー以来9年間、音楽を通じて自身の経験や感情を表現し、世界中の若者たち(CARAT=ファン)とつながってきたことを振り返っています。
そして、2017年から子ども支援団体への寄付を開始し、2022年にはUNESCO韓国委員会と共に青少年教育キャンペーン「Going Together」を立ち上げていたのですが、今回UNESCOの青少年親善大使として任命されたことで、「Going Together」キャンペーンを次の段階へ進めると発表しました。
この発表について、青少年へのメッセージとして以下のようなビジョンも共有しています。
- すべての夢には価値がある:どんなに小さくても、個人的でも、あなたの夢は大切なもの
- 夢の追求は一人ではない:仲間と支え合い、コミュニティの力で前に進もう
今後は、UNESCOと協力して100万ドルを「Global Youth Grant Scheme(世界青少年助成プログラム)」に寄付し、若者の創造的なアイデアの実現を支援していく予定です。
最後に、「あなたの夢はSEVENTEENの夢。私たちは共に進んでいく」とメッセージを送り、全世界の若者と一緒に未来を築いていく決意を語りました。
本スピーチにはSEVENTEENのメンバーのUNESCOの青少年親善大使として任命されたことに対する思いが込められています。
また、今回のようなスピーチの場合、インタビューよりもよりクリアで正確な英語が使用されている傾向があります。
他にも今回のような国際的な場においてのスピーチ動画はたくさんありますので、是非調べて見てみてください。
2.インタビューで使われたリアル英語表現
今回のSEVENTEENのスピーチには英語学習に役立つ、実践的で感情のこもった表現がいくつも含まれていました。以下にいくつかピックアップして解説します!
感謝・光栄を伝える表現
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We are humbled and overwhelmed to stand before you…
→「この場に立ててとても光栄で、身の引き締まる思いです」
・“humbled” は「身が引き締まる思い」や「畏敬の念を抱いている」という意味。
・“overwhelmed” は感情があふれるような「圧倒されるような喜び」。 -
It is a great honor to be representing today’s young people.
→「今の若者を代表することは大変光栄なことです」
・“It is a great honor to ~” はフォーマルなスピーチに最適。
自分たちの経験や思いを語る表現
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Ever since we made our debut, our music has talked about our own experiences and genuine emotions.
→「デビュー以来、私たちの音楽は自分たちの経験や本物の感情を語ってきました」
・“genuine emotions” は「偽りのない、本物の感情」。 -
Each one of our members has gradually grown a sense of duty…
→「メンバー一人ひとりが徐々に責任感を育ててきました」
・“grow a sense of duty” = 「責任感を持つようになる」
夢・希望に関する表現
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Every single dream matters.
→「どんな夢も大切です」
・シンプルながら強いメッセージ。“matters” = 重要である。 -
Never let anyone, including yourself, belittle your dream.
→「誰にも、たとえ自分にも、夢を過小評価させてはいけない」
・“belittle” は「軽視する、見下す」というネイティブがよく使う単語。
仲間や支え合いを語る表現
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A supportive community and strong companionship also play a huge role.
→「支え合うコミュニティと強い仲間意識は大きな役割を果たします」
・“play a huge role” は「大きな役割を果たす」=エッセイやスピーチで頻出。 -
Let us all be one team and build a supportive community.
→「一つのチームとなって、支え合うコミュニティを築きましょう」
“Let us…” は呼びかけに使える丁寧な命令形。
フレーズ+文法面でも注目
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We could overcome the hardships with gratitude…
→「感謝の気持ちで困難を乗り越えることができました」
・“overcome hardships” = 困難を乗り越える
・“with gratitude” = 感謝をもって(副詞的表現) -
Your dream is what we cherish.
→「あなたの夢こそ、私たちが大切にしているものです」
・関係代名詞 “what” の用法にも注目。what we cherish = 私たちが大切にするもの
3.本スピーチから英語を学ぶポイント
今回のスピーチでは、かなりフォーマルな英語表現は使われていたのではないかと思います。
エッセイやスピーチで多く出てくる英語表現が使用されているため、IELTSのSpeakingのみならずWritingでも使える表現が出てきていたのではないでしょうか。
また、今回紹介した英語表現については留学後の授業内でのディスカッションやプレゼンテーション、海外で就職した際のプレゼンテーションなどにも使える表現もありますので、IELTSスコアを獲得した後に活かすことを考えて、これらの英語表現を覚えておきましょう!
4.まとめ:K-POP × 英語で楽しく続けよう!
「好き」を原動力に英語学習・IELTS学習を続けていき、自分の夢や目標スコア達成を目指しましょう!
今回のスピーチに出てきた英語表現は、IELTS SpeakingやWritingでも使える表現です!
1つ上のスコアを獲得するためにも、今回紹介した表現を覚えしっかりと実践していきましょう!