IELTS Writing・Speakingで役立つ「接続詞」|使い方も解説
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こんにちは、IELTS TRAINER PROスタッフ、ワーママのキャリーです。
いつもブログを見てくださりありがとうございます!
秋晴れの気持ちが良い日が続きますね。
新しい事をはじめるにも気温に左右されず、いい時期だと思います。
まだIELTS対策を始められていない方は、ぜひIELTS TRAINER PROの体験レッスンにご参加くださいね^^
今回は、IELTS WritingやSpeakingで使える「接続詞」についてお話していきます。
使い方も解説しておりますので、是非IELTS本試験で使ってみてくださいね!
1.接続詞とは?
接続詞とは、その名の通り英語と英語をつなげる役割をする英語です。
日本語で言うと、「だから、しかし、でも、〜にもかかわらず、反対に、なぜなら」といった言葉が接続詞にあたります。
接続詞には3種類あります。
- 等位接続詞(Coordinating Conjunctions)
- 従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
- 相関接続詞(Correlative Conjunctions)
1つひとつ詳しく見ていきましょう。
1-1.等位接続詞(Coordinating Conjunctions)
等位接続詞とは、「語と語、句と句、節と節」をつなぐときに使われる接続詞です。
等位接続詞には、「繋がれる2つの語、節、または文章が同じ文法をとる」という特徴がございます。
例えば、「go and see」のように現在形の動詞の後ろに等位接続詞があれば、同じ現在形の動詞が等位接続詞の後に続きます。
また、等位接続詞は7つの単語しかなく、それぞれの頭文字をとって「fanboys」という覚え方があります。
等位接続詞 |
for(~だから) |
and(~と) |
nor(あるいは) |
but(しかし) |
or(あるいは) |
yet(しかし、けれど) |
so(それで、だから) |
「fanboys」の意味と役割の違い
ここでは「fanboys」の意味と役割についてお話していきます。
1.for
前述の文の理由や原因を説明する際に使われる単語で、接続詞「because」と似たような役割をします。
☆例文☆
I studied hard, for I wanted to get an overall band score of 7.0 on the IELTS official exam.
(私はIELTSの本試験でOA7.0を獲得するために一生懸命勉強しました。)
接続詞「for」はIELTS Writingで使うと良いです。
「because」や「as」といった単語も似たような意味ではあるのですが、カジュアルな印象を与えるため、IELTS Speakingで使用することをお勧めします。
反対に、IELTS Writingではフォーマルな文章を書かなければいけないため「for」を使用して、理由を説明できるようにしましょう。
2.and
情報の追加などを表す接続詞で、2つ以上の同じレベルの要素をつなげる際に使用します。
☆例文☆
I drank coffee and orange juice.
(私はコーヒーとオレンジジュースを飲みました。)
「and」はIELTS Writing Task 2で頻繁に出てくる表現です。
例えば、
- What are the positive and negative effects of this trend?
- What are the advantages and disadvantages of this trend?
- Discuss both views and give your opinion.
といった問題がIELTS Writing Task 2で出題されます。
この場合、接続詞「and」がありますので、「and」の前後にある英単語または文章について書かなければなりません。
IELTS Writing Task 2で「and」が設問内にありましたら、片方だけでなく両方とも必ず言及して文章を書くようにしましょう。
3.nor
否定の情報を追加する際に使用し、「nor」は通常「neither」と一緒に使用され、「〜も…ない」という意味になります。
☆例文☆
She could neither eat nor sleep due to the stress.
(ストレスのせいで、彼女は食べることも眠ることもできなかった。)
接続詞「nor」は、IELTS Writing、Speakingの両方で使用可能です。
フォーマルな印象を与えることができるため、IELTS Writingで使用すると効果的です。
4.but
対比や反対の内容を表す接続詞で、前述の内容と反対の意見や異なることを述べる際に使用します。
☆例文☆
The book is long, but it’s interesting from start to finish.
(その本は長いですが、最初から最後まで面白いです。)
接続詞「but」は、IELTS Writing、Speakingどちらでも使用可能です。
IELTS Writingでは、「but」を使って対比を表すのは自然で、特にTask 2ではエッセイの主張の根拠を強調するのに効果的です。
また、「however」「on the other hand」といった表現を使うとよりフォーマルになります。
そのため、「but」はシンプルに意見を表明したいときに使用すると良いでしょう。
5.or
選択肢や代わりの案を提示する際に使用する接続詞で、質問や提案をする際によく使用します。
☆例文☆
Do you work or study?
(あなたは仕事、または勉強をしていますか?)
接続詞「or」はIELTS Speaking Part 1で使用されることがしばしばあります。
例文の「Do you work or study?」も実際のIELTS本試験で質問されます。
そして、「or」はIELTS Writing Task 2でも出題されます。
「To what extent do you agree or disagree?」という問題がIELTS Writing Task 2にはあり、この質問に対して、どちらの意見なのか書く必要があります。
そのため、接続詞「or」を見逃さないように気をつけましょう。
6.yet
対比や想定外の結果を表す接続詞で、「but」と似ていますが逆説や未完了の状況を表す際に使用します。
☆例文☆
The project is difficult, yet I’m determined to complete it.
(そのプロジェクトは難しいですが、それでも私はやり遂げる決意があります。)
7.so
原因と結果を結びつける接続詞で、前述の文に対する結果や結論を述べる際に使用します。
☆例文☆
It was raining, so I stayed indoors.
(雨が降っていたので、家の中にいました。)
接続詞「so」はカジュアルな印象を与えるため、IELTS WritingではなくIELTS Speakingで使用することを推奨します。
IELTS Writingで同じような意味を使いたい場合は、「therefore」や「as a result」を使用するようにしましょう。
「fanboys」の使い方の注意点
①文頭で「fanboys」を使用しない
「fanboys」は日常会話やSNSなどでは、文章の初めに使われることがよくあります。
しかしながら、「fanboys」は2つの文章を「カンマ」でつなげる接続詞であるため、文章の最初に使うことはできません。
そのため、大学のレポートや論文、そしてIELTS Writingのようなアカデミックな文章を書く際に、「fanboys」を文頭で使用してしまうとスコアが下がってしまうことが多く、またスコアが下がるだけでなく0点になる可能性もあります。
☆例文☆
*良い例:I like English, so I will take the IELTS official exam.
*悪い例:I like English. So I will take the IELTS official exam.
②単語や句を結ぶ際には「カンマ」を使用しない
「fanboys」に含まれる接続詞は、「カンマ」を使ってつなげる場合もありますが、単語や句をつなげるときは「カンマ」を使用しないように気をつけましょう。
☆例文☆
I like baseball and basketball.
③対等な要素の単語を結ぶ
「fanboys」に含まれる接続詞を使用する際、同じレベルの情報(名詞+名詞、節+節など)を結び付ける際に使用します。
名詞+節のように異なるレベルの要素を結ぶことはありませんので、注意しましょう。
1-2.従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
従属接続詞とは、「メインとなる文章とおまけとなる文章を繋ぐとき」に使われる接続詞です。
従属接続詞には以下のようなものがあります。
従属接続詞(Subordinating Conjunctions) | |
after | ~した後で |
before | ~する前に |
although | ~したにもかかわらず、~だけれど |
because | ~だから |
since | ~したときから、~だから |
whenever | ~するときはいつも |
whereas | 〜であるのに対して、〜に反して |
while | 〜する間、〜する限り、〜とはいえ |
therefore | したがって |
従属接続詞は、IELTS WritingおよびSpeakingでたくさん使うことができますので、意味と使い方をしっかりと勉強しておきましょう!
1-3.相関接続詞(Correlative Conjunctions)
相関接続詞は、「not only A but also B」のようにペアになっていて、文法的に等しい文章を繋げるために使われる接続詞です。
相関接続詞には以下のようなものがあります。
相関接続詞(Correlative Conjunctions) | |
as A as B | ~と同じく |
as many as | ~と同じ数だけ |
as much as | ~を同じ量だけ |
both A and B | ~も~も |
either A or B | ~か~ |
neither A nor B | ~も~もない |
not A but B | ~ではなく~ |
not only A but also B | ~だけでなく~ |
rather A than B | ~よりむしろ~ |
2.IELTS Writing Task 1で使える接続詞
ここからはIELTS Writing Task 1で使える接続詞をご紹介いたします。
IELTS本試験や練習の際に使ってみてください!
2-1.while(一方で)
whileは「〜一方で」という意味があります。
このwhileという接続詞は、「文章と文章の間に持ってくるケース」と「文章の1番最初に持ってくるケース」がありますので、2パターンとも紹介します。
☆例文☆(whileが文章の前に来るパターン)
While Brisbane had the highest sales of chocolates, Adelaide had the least.
(ブリスベンではチョコレートの売上が最も高く、一方でアデレードでは最も低かった。)
☆例文☆(whileが文章と文章の間に来るパターン)
Brisbane had the highest sales of chocolates, while Adelaide had the least.
(ブリスベンではチョコレートの売上が最も高く、一方でアデレードでは最も低かった。)
2-2.whereas(一方で)
whereasもwhileと同じで、「一方で」という意味があり、かつwhileと同じように文章の1番最初に持ってきたり、文章と文章の間に持ってくるケースがあります。
IELTSの試験では、同じ英単語を繰り返し使うことを推奨されていないので、whileとwhereasは言い換え表現として使えるように両方とも覚えておきましょう。
☆例文☆(whereasが文章の前に来るパターン)
Whereas Brisbane had the highest sales of chocolates, Adelaide had the least.
(ブリスベンではチョコレートの売上が最も高く、一方でアデレードでは最も低かった。)
☆例文☆(whereasが文章と文章の間に来るパターン)
Brisbane had the highest sales of chocolates, whereas Adelaide had the least.
(ブリスベンではチョコレートの売上が最も高く、一方でアデレードでは最も低かった。)
2-3.and(そして、~と)
andは「そして」や「〜と」という意味を持つ接続詞です。
IELTS Writing Task 1ではこの「and」をうまく使いこなすと、より良い文章を書くことができるようになりますので、しっかりと覚えておきましょう。
☆例文☆(”そして”の意味のand)
Application for social work rose gradually, and it almost doubled from 1000 to just under 2000 during the 20-year period, from 1990 to 2010.
(ソーシャルワークの申請は徐々に増加し、そして1990年から2010年までの20年間で1,000件から2,000件弱にほぼ倍増しました。)
☆例文☆(”~と”の意味のand)
There was a sharp decrease in student interest in both biology and engineering.
(生物学と工学の両方において学生の関心が急激に減少しました。)
2-4.but(しかし)
butは「しかし」という意味を持つ接続詞です。
接続詞butを使う際は、butの前の文章と後の文章が逆説・反対の意味になっていなければなりません。
☆例文☆
These were the top two most popular courses in 1990 but had less than 1000 students at the end of the given period.
(これらは 1990年に最も人気のある2つのコースでした。しかし、指定された期間の終わりには受講生が1,000人未満でした。)
2-5.or(または)
接続詞orは「または」という意味を持っています。
「すなわち」や「さもなくば」という意味もありますが、IELTS Writing Task 1では「または」という意味の接続詞orを使えるようにしておきましょう。
☆例文☆
The highest number of individuals who drank coffee or tea in a café was seen in Melbourne and Hobart, while Adelaide had the least.
(カフェでコーヒー、または紅茶を飲む人の数が最も多かったのはメルボルンとホバートで、最も少なかったのはアデレードだった。)
3.IELTS Writing Task 2で使える接続詞
次にIELTS Writing Task 2で使える接続詞を紹介します。
IELTS Writing Task 2では短い文章をただ並べるだけではハイスコアを獲得することができません。
かといって、複雑で長い文章を作成すれば評価が上がるわけではないです。
ですので、接続詞をうまく使って、できるだけ短すぎず長すぎない文章をIELTS Writingで作成できるようにしましょう。
3-1.because(なぜなら)
接続詞becauseは、IELTS Writing Task 1ではなくIELTS Writing Task 2で使うことを推奨します。
IELTS Writing Task 2は自分の意見を述べる文章を作成する必要がありますので、理由を述べる際に接続詞becauseを使えるようにしましょう。
☆例文☆
Some individuals believe that computers and machines will be able to take the place of
humans in the workplace because they are getting more advanced.
(コンピューターや機械は職場で人間に取って代わることができるようになると信じている人もいます。なぜなら、それらはますます進化しているからです。)
3-2.since(~して以来、~だから)
接続詞sinceは「〜して以来」や「〜だから」という意味があります。
「〜だから」については、先ほど紹介したbecauseの言い換え表現としても使えますので、IELTS Writing Task 2ではsinceとbecauseをうまく使えるようにしましょう。
☆例文☆
Since computers are getting more advanced, some individuals believe that they will eventually be able to take the place of humans in the workplace.
(コンピューターはますます進化しています。だから、コンピューターは最終的に職場で人間に取って代わることができるようになると信じている人もいます。)
3-3.so(~なので)
接続詞soには副詞として使う方法もありますが、ここでは接続詞としての使い方を紹介します。
接続詞soは、「〜なので」という意味を持っており、IELTS Writing Task 2で結論を書く際に使うことができる接続詞です。
☆例文☆
A lot of information is readily available on the Internet, so people can conveniently access it anytime, anywhere.
(インターネットでは多くの情報が簡単に入手できるので、いつでもどこでも便利にアクセスできます。)
3-4.therefore(したがって)
接続詞thereforeは、「したがって」という意味があります。
この接続詞はIELTS Writing Task 2のConclusion(結論)にあたる部分で使用することができますので、是非IELTS Writingで使ってみてください。
☆例文☆
Therefore, one of the advantages of utilizing the Internet as a source of information is the growth of the tourism industry.
(したがって、インターネットを情報源として活用することの利点の 1 つは、観光産業の成長です。)
thereforeの後には必ず、「,(カンマ)」を入れるのを忘れないようにしましょう!
4.IELTS Speakingで使える接続詞
最後にIELTS Speakingで使える接続詞を紹介いたします。
IELTS SpeakingもWritingと同じように短文をひたすら並べて話せばよいわけではないので、接続詞をうまく使用し、文章を作れるようにしましょう。
4-1.where(~するところ)
接続詞whereは「〜するところ」という意味があります。
この接続詞whereはIELTS Speaking Part 1で自分のことを話す際に使うことができますので、是非使ってみてください。
☆例文☆
I appreciate where I’m living at the moment. I love its convenience as I can just pop into the supermarket below my apartment if I run out of something.
(私は今住んでいるところに感謝しています。何かが足りなくなったら、アパートの下のスーパーマーケットに寄れるので便利で気に入っています。)
4-2.when(~するとき)
接続詞whenは「〜するとき」という意味があります。
IELTS Speakingのすべてのパートで接続詞whenを使用することができますので、是非使ってみてください。
☆例文☆
I first met her about two years ago in my first semester of study when I took her marketing and logistics classes.
(私が彼女に初めて会ったのは、約2年前、私が勉強を始めた最初の学期に、彼女のマーケティングとロジスティクスの授業を受けたときでした。)
4-3.both A and B(AとBの両方)
both A and Bは、「AとBの両方」という意味があります。
理由や意見を2つ述べるときなどにこの接続詞が使われ、特にIELTS Speaking Part 3で使えます。
☆例文☆
I believe that the roles of both teachers and parents in child development are equal.
(子どもの発達においては、教師と親の両方の役割は同等であると私は信じています。)
4-4.although(~であるが)
althoughは「〜であるが」という意味で使われます。
基本的には文頭に持ってきますが、文中に持ってくる方法もあります。
☆例文☆
Although it’s not a normal TV channel or programme, I’d like to talk about a website which I think is kind of a modern version of a TV channel.
(通常のテレビチャンネルや番組ではありませんが、テレビチャンネルの現代版のようなウェブサイトについてお話ししたいと思います。)
4-5.not only A but also B(AだけでなくBも)
not only A but also Bは「AだけでなくBも」という意味があります。
IELTS Speaking Part 3で使うと良く、自分の意見や理由をより具体的に表すときに使用することができます。
☆例文☆
Nowadays, children spend all their leisure time playing computer games or surfing the internet using their smartphones which is not only bad for their eyes but also their social skills.
(最近の子どもたちは余暇のすべてをコンピューターゲームやスマートフォンを使ったインターネットの閲覧に費やしていますが、これは子どもたちの目だけでなく社会性にも悪影響を及ぼします。)
4-6.if(もし~ならば)
ifには「もし〜ならば」という意味があります。
接続詞ifは、IELTS Speaking Part 1とPart 3で使うと良く、質問に対しての自分の意見の大枠を伝えるときに使用すると良いでしょう。
☆例文☆
If I could have the option to reside abroad, I would choose New Zealand.
(もし海外に居住できる選択肢があったら、私はニュージーランドを選びます。)
4-7.until(~まで)
untilは「〜まで」という意味があります。
接続詞untilはある時点までの期間を表すために使用され、特定の時間までの制限や継続を示します。
☆例文☆
Well, I got a 9-to-5 job at a multinational company right after graduating from college and until now I am a full-time employee.
(そうですね、私は大学卒業後すぐに多国籍企業で9時から5時までの仕事に就き、現在までフルタイムの従業員として働いています。)
5.IELTS TRAINER PROで実力をつけよう!
今回も最後までブログを読んでいただきありがとうございました!
IELTS WritingおよびSpeakingで使える接続詞についてご理解いただけましたでしょうか?
最後に少しだけIELTS TRAINER PROについてご紹介させてください!
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